【RIZIN】渡辺華奈「打撃は楽しい。打ち合いになっても大丈夫」
ラウンドガールムービー&写真集 |
12月29日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』で、杉山しずか(30=リバーサルジム新宿Me,We)と対戦する渡辺華奈(29=Fighter’s Flow)がイーファイトのインタビューに答えた。
渡辺は柔道の大会で数々の実績を残し、全日本指定強化選手に7年間選ばれ、オリンピック最終選考会には3度出場という経歴の持ち主。12月3日にMMA(総合格闘技)でプロデビューを果たし、腕十字で一本勝ちしたばかりだ。その場でRIZIN出場をアピールし、視察に訪れていた榊原信行実行委員長が「女子なのに男気のある試合を見て引き込まれた」ことから緊急参戦が決まった。
対戦する杉山は2008年にプロデビューし、15勝4敗1分の戦績を持つベテラン選手だが「日本でトップの選手だと知っていたので、RIZINという大舞台でトップとやれるのは嬉しい。いきなりか、というよりもチャンスだと捉えています」と、渡辺は全く臆するところがない。杉山は同じ大学の先輩で「直接の面識はありませんが、柔道部の先輩からお話は聞いていました」という。
「昨年のRIZINは会場へ観に行っていました。まさか1年後に自分がリングにあがることになるとは」と、急展開に自分でも驚いている様子。「PRIDE、K-1など格闘技が好きで普通に見ていました。自分でもやりたいと思っていたんですが、オリンピック出場を目指していたので柔道一本でやってきたんです。
でも3月に選手として一線を退かなければいけないということになり、実業団のコーチに就任したんですが、3カ月ほどしたらやはり自分が選手でやりたいとの気持ちが強くなりました。今年になってから出来る範囲でMMA(総合格闘技)の練習も始めていたし、いつかやろうと思っていたので“今だな”と思い会社を辞めました」
2012年ロンドン五輪金メダリストの松本薫と仲がよく、高校生の時から一緒にトレーニングをしていた。また、意外なことに中井りんとも中学時代は一緒に柔道の練習をしていたこともある。北京五輪の女子柔道銅メダリストでUFC女子バンタム級王座に君臨していたロンダ・ラウジーが憧れの選手の一人だという。
「柔道時代の得意技は内股です。投げだけだったら、今の日本MMAの選手には誰にも負けない自信があります。試合ではあまり使いませんでしたが、柔道の時から寝技が好きだったので苦手ではありません。今は柔術も習っています」
おそらく課題となるであろう打撃については「楽しいですね。全然嫌じゃない。打ち合いになっても大丈夫です」と自信満々に微笑んだ。
渡辺といえばその極限まで鍛え上げられた美ボディも話題となっているが、杉山も鍛え上げられた美ボディを持つ各界の女性たちがさまざまな競技で競い合うスポーツ系バラエティー番組『超人女子』(テレビ朝日系列)に現在出演中。渡辺もTBSのスポーツエンターテインメント番組『KUNOICHI』に2度出演したことがある。
「杉山さんが出ている番組は見ました。私も懸垂には自信があるので、ちょっと出たいと思いました」という。今回、杉山に勝利して超人女子のレギュラーの座も奪いたいかとの質問には「それは考えていません」と笑った。
最後に、MMAファイターとしての目標を聞くと「世界の舞台で通用する選手になることです。そこを目指してブレずに戦っていきたいですし、必ずなります」と力強く答えた。
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
ラウンドガールムービー&写真集 |
【関連リンク】