【RIZIN】正念場のバーチャックが昔の自分に戻る
12月29日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』に出場する選手たちの個別インタビューが、27日(水)都内で行われた。
第4試合でムン・ジェフン(韓国/OCTAGONジム)と対戦するアンソニー・バーチャック(アメリカ/10th Planet Tucson・LUTA ELITE MMA)は、2009年7月にプロデビューし、2013年までに11勝1敗という好成績をあげて2014年にUFC参戦。2016年7月のUFC4戦目で勝利を収めた後、UFCから離脱してRIZINに参戦したが、川尻達也と大塚隆史に連敗。今回が正念場となる。
「昔の自分に戻るために髪型も変えた。自分のキャリアのスタートを思い出すためなんだ。(トーナメント1回戦の)大塚戦を振り返ると自分は緻密に戦ったが、日本のジャッジはそれを求めていなかったと気付いたし、どんどん前に出てレスリングでもプレッシャーをかけるべきだった。昔はそういうスタイルだったのでそれを取り戻そうと思った」と、ファイトスタイルも見た目も昔の自分に戻ったという。
その反省点から「長期戦のスタミナの重要性が分かったのでしっかり準備してきた」とし、「決意を固めるきっかけになった。前回は負けたと思っていなかったが結果は受け入れている」と連敗からの脱出を誓った。
今回は「RIZINバンタム級トーナメントリザーブマッチ」という形になったが、「これはトーナメントに戻るためのチャンス。今は次の試合に集中しているが、決勝戦に向けての準備は出来ている」と、ミラクル優勝を狙う。
トーナメントの予想を聞かれると「堀口(恭司)が最有力選手。(ガブリエル・)オリベイラもタフな選手だ。川尻を圧倒していたしね。そのカードの勝者が決勝にいくだろう。その隣はイアン(・マッコール)かな。反対側のブロックからは石渡(伸太郎)もファイナルにいく可能性がある。大塚のスタイルだと難しいね」と答え、もし堀口とイアンが準決勝で対戦したら「早い展開になるね。もし実現したら年間最高試合になる可能性もある」と予想した。
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