【RIZIN】ミルコと戦う高阪「刀を抜いて切り付け合う」
12月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、28日(木)都内で行われた。
第9試合でミルコ・クロコップ(クロアチア)と対戦する高阪剛(ALLIANCE)は「調整は上手くいきました。準備は出来ています」と、自信に満ち溢れた表情。
「自分は、変わったことはそんなにやらない方。当然ながら相手のイメージを持って練習はしますが、試合はリングに上がってどう身体が反応するかが大事。ミルコといえばハイキック、左ストレートなので打撃をしっかり当てて、しかもKO率が高い。そこは注意しながら(相手の)輪郭を整えていくイメージで練習をやりました」
どう戦うかはリングの上でミルコと対峙してから、だと高阪は何度も強調した。
「こっちの土俵に引きずり込めれば、というのはある。才能に長けた選手なのでそこでのやり合いもあるかもしれない。ミルコは制空圏(自分の間合い)を保ちたがるだろうし、自分は自分の試合をやりきるだけ。リングに上がった高阪剛にすべてを委ねようと思っている」と、その時感じるままに戦うとした。
また、試合のテーマを聞かれると「自分は毎回リングには命を懸けて上がっているつもりです。上がった以上は刀を抜いて切り付け合う試合をやるつもり。当然スポーツなのでそこで命を落とすことは少ないにせよ、そういうことが起こりえることは頭に入れてリングに上がっている。もしかしたら生きて帰って来れない覚悟を持って上がっています」との決意を話す。
29日大会でギャビ・ガルシアと対戦する女子プロレスラーの神取忍は、高阪のジムで練習を積んだ。高阪47歳、神取53歳。「練習での絡みはなかった」と言うが、この年齢で強敵に挑む神取にはシンパシーを感じているようだ。
「凄いなと思います。でもリングの上は年齢がどうとかジムがどうとかは相手にしてくれない。神取さんはそれを承知の上でリングに上がって、どうなるかが大事なところ。そのための練習・準備を神取さんはウチに足を運んで、苦しいトレーニングを重ねたので頑張って欲しい存在ではあります」とエールを送った。
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