【K-1】王座挑戦が決まった日菜太「13年間をぶつける」
2018年3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』の公開記者会見が12月28日(木)都内で行われた。
会見には前日の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~SURVIVAL WARS 2017~』で廣野祐とのスーパー・ウェルター級次期挑戦者決定戦を制した日菜太が出席。王者チンギス・アラゾフへの挑戦が正式に決まり、試合への意気込みを語った。
登壇した日菜太はまず「昨日は廣野選手もたぶん進退を懸けて臨んでいたんだなっていうぐらい強い気持ちを感じました。そういう結果、負けたくない者同士の試合っていうのはやっぱりああいう風になってしまったんだと思っています」と互いに引かず、接戦となった試合を振り返る。
一方で「今回よかったと思うのは僕のフィジカルがすごく上がったことで、日本人の中でフィジカル力っていうのは僕が群を抜いているんじゃないかなと思っています。そういう意味で世界の外国人と戦えるフィジカルをいま手に入れつつあるので、僕より若い王者に全力で、今の日菜太がどこまで通用するのか楽しんでいきたいです」とフィジカルが勝負を分けたことを語りつつ、王座奪取へ向け再び鍛え上げることを誓った。
王者アラゾフに対しては「1発1発破壊力のある選手で、右も左もそつなくできる。いま世界の主流でトップというのはUFCとか総合格闘技でもスイッチしながら戦える選手がすごく強い。アラゾフはそういう意味でその最前線にいる選手」と、王者が持つ特異なスタイルを評価。その上で「そういうスイッチファイターに対して生粋のサウスポーの僕がとこまで勝負できるか」「持っている技の全てを9分間に全部出して、今までやってきた13年間をぶつけてやりたい」と、この一戦を集大成と位置づけ気合いを見せた。
会見には欠席となったアラゾフだが「誰が相手でも、お互いの持てるものを全て懸けて相手を倒すことに変わりはない。K-1王者として全てを注いでベルトを守る。そして『K’FESTA.1』というビッグイベントのリングに立てることを誇りに思う。2018年3月21日、会場でファンの皆に会えることを楽しみにしている。記念すべき日にふさわしい試合を見せることを約束する」とコメントを寄せた。
これを聞いた日菜太も「大舞台はデカい人間同士が戦う方が映えると僕は思っているので、終わった後でアラゾフと日菜太の試合が1番面白かったと言われるよう、これで壊れてもいいと思うぐらい勝負してやりたい」と覚悟をにじませた。
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