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【RIZIN】キック初挑戦の砂辺「鈴木みのるさんと同じ気持ち」

2017/12/29(金)UP

賞金は被災地支援活動に使いたいと言う砂辺

 12月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、28日(木)都内で行われた。

 同大会のRIZIN KICKワンナイト・トーナメントに出場し、1回戦で藤田大和(25=リバーサルジム新宿Me,We)と対戦する砂辺光久(38=reversal Gym OKINAWA CROSS×LINE)は、総合格闘技では28勝7敗の戦績を持ち、2011年から11連勝中で、パンクラスで3階級制覇を成し遂げた日本軽量級のトップ選手である。しかしキックルールの試合は今回がデビュー戦となる。 

パウンドの連打でTKO勝利した砂辺=2016年6月 パンクラス

 今大会ダントツの優勝候補、那須川天心(19=TARGET)とはスポンサーが同じという縁もあって、以前にヒザ蹴りを伝授されたこともある。

「天心選手は、すごく好青年でした。でもその時、ミット打ちも見せてもらったんですが、『こんなに速くてキレのある人間がいるんだ!?』とビックリしました。FUJIYAMA FIGHT CLUB(フジテレビの格闘技番組)にも、口をあんぐり開けて見てる僕が映ってます」と苦笑しながら、那須川の、人間ばなれした身体能力に驚嘆したエピソードを明かした。

「でも、これは挑戦です。僕は鈴木みのるさんにずっと憧れてるんですが、鈴木さんは、当時、最強のキックボクサーだったモーリス・スミスに挑みました。今回、天心選手も出るトーナメントの出場オファーが来た時、『これはあの時の鈴木さんと同じだ』と思いました」と、89年と94年に2度の異種格闘技戦で“蹴撃王”スミスと戦ったパンクラスの大先輩・鈴木の名を挙げた。そして「リングの中で自分を表現するという点では、キックボクシングも、総合も、プロレスも同じだと思います。キックボクシングにない動きで戦います」と語った。

 ところで、砂辺は長年、東北の被災地を支援する活動にたずさわり、試合用のスパッツのスポンサーマネーの半分を送り続けてきた。それに感銘したスポンサーが、「砂辺が勝ったら1000万円」という企画を打ち出したことは本サイトでも報じた。

「今回すごいトーナメントに出ることになりました、と報告したら、『応援しよう』とおっしゃってくれて、こういう企画を考えてくれたんです」と経緯を説明した。

 優勝した場合、砂辺だけは本来の優勝賞金300万円と合わせて1300万円をゲットすることになるが、使途を尋ねられると「もともと被災地の支援活動に関して共感してくれてのお話なので、被災地の方が笑顔になれるようなことに使いたいです」と語った。

負傷欠場した盟友・伊藤盛一郎や被災地の人たちへの思いを背負い特訓したと言う砂辺

 さらに、「今回、伊藤盛一郎(ZST)がケガで欠場となりましたが、RIZIN横浜大会で、盛ちゃんが僕をリングに呼んでくれて、その流れから今回出場することができるようになったんです」と、4月の横浜大会で才賀紀左衛門を破った第3代ZSTフライ級王者・伊藤の名を挙げて感謝し、「彼も年末、出たかったと思います。そして被災地の方たちも、したくてもできないことがたくさんあると思います。それを思って、いつもより多めに練習してきました」と、伊藤や被災者の人たちの思いを胸に特訓に励んだと明かした。

 キック初挑戦の砂辺が世間の予想を覆して優勝し、勇気と、多額の支援金を送れるか――要注目だ。

 

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