【RIZIN】神取忍vsギャビ・ガルシアは中止
12月29日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』の大会開始前、緊急記者会見が行われた。
前日に行われた公開計量で107.7kgと契約体重を95.0kgを12.7kgもオーバーしたギャビ・ガルシア(ブラジル)について、榊原信行RIZIN実行委員長は女子プロレスラー神取忍(LLPW-X)との試合を中止にすると発表した。
「他の団体と比べるとRIZINはフレキシブルですが、それにしても非常識な組み合わせになるので、主催者として苦渋の決断ですが中止を決めました。神取選手には主催者としての力不足も含めて心から謝罪したい」と榊原実行委員長。
ギャビの体重オーバーの原因は「通常通りのウエイトコントロールで計量当日までに95kgの体重を作れると10月上旬から準備をしていたが、思うように体重が落ちず血圧も高くなった。女性独特なホルモン的な問題も含めてストレスからくるメンタルな部分に苦しみ、周りのコーチにもウエイトコントロールが上手くいかなかったと直前まで言えなかったそうです。怠慢で減量にトライしなかったわけではないと昨日の聞き取りで分かりました」とのこと。
神取から1日に試合をスライドさせてやりたいとの希望もあったが、「ギャビが今から100kgに落としたところでギャビのメンタルを考えるとベストなパフォーマンスは発揮できない。近い将来、ベストな体調で試合が実現出来ることを期待したい」とし、この試合は必ず実現させたいとした。
なお、神取とギャビは会場に来場し、ファンに挨拶と記者会見を行う予定だ。
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