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【K-1】軍司「KO勝ちで武居戦実現する」登坂「パンチでKOだ」

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2018/01/21(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

Krush-53kg 王者・軍司(左)と登坂(右)が激突

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される新生K-1最大のビッグイベント『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』の記者会見が、1月21日(日)都内で行われた。

 スーパーファイト(ワンマッチ)の追加対戦カードが発表された。Krush-53kg王者・軍事泰斗(ぐんじ・たいと/K-1ジム総本部チームペガサス)が登坂匠(とさか・たくみ/HLEO TOP TEAM)を迎え撃つ。

 1999年1月生まれの郡司は19歳になったばかりだが、空手をバックボーンとし、幼少時からアマチュア大会で活躍。高校入学後K-1ジム総本部に入門し、2015年にKrushでプロデビュー。翌年のK-1甲子園で優勝。武居由樹(現K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)が返上したKrush -53kg王座を昨年9月に隆聖と争い、3度のダウンを奪って戴冠した。そして試合直後にマイクで「来年3月のさいたまスーパーアリーナ大会で武居選手と戦わせて下さい」と直訴したが、その要求はかなわず。しかし今回、武居と同じK-1の大舞台に出場して強烈な印象を残せば、対戦の可能性も高まるはずだ。

 宮田充K-1プロデューサーも「一時も目を離せない試合になる」と、この試合への期待を表明している。

 軍司は「ここ2試合でダウンを取りながらKOできない試合が続いたので、この大きい大会でしっかりKOしたい」と、9月の降聖とのタイトル戦、それに続く年末の大岩翔大戦でもダウンを奪いながらKO出来なかったことを反省、今回は“絶対KO宣言”をした。

「パンチでKOしてボクシング・テクニックを見せる」という登坂

 一方、対戦相手の登坂は、「(軍司は)若くて勢いのある、いい選手。だけど僕はパンチに自信がある。キックボクシングの試合だけどパンチで倒した方がわかりやすいと思う。軍司君は好戦的な選手なのでパンチで倒したい」と、こちらもKO宣言。そして「ボクシング・テクニックをアピールしたい」と、意気込む。

 これに対し軍司は「たしかに登坂選手はボクシング・テクニックが凄くある。でも僕もボクシング技術に力を入れているので」と、パンチ勝負でも負けない、と自信をのぞかせる。

 登坂はプロになる前から梶原龍児(現K-1ジム総本部代表)と同門で、梶原の後輩だった。このことについて聞かれると、「龍児さんの引退試合は卜部弘嵩でしたが、本当は僕がやりたかった。10歳の時から『龍児さんといつかやりたい』と思っていたけど、階級も全然違うので出来なかった。でも今回、龍児さんの弟子の軍司選手を倒すことで、成長した僕の姿を龍児さんに見せたいです」と、熱い思いを語った。

悲願の武居戦実現のためにもKOで勝ちインパクトを残す、という軍司

 これに軍司は「僕が負けたら龍児さんの顔に泥を塗ることになるから、しっかり勝たねばならない」と応じた。そして「ずっと武居選手とやりたいと言ってきたけど実現していない。実現のためにもインパクトのある試合をしないと。その意味でも今回、KOで勝つ」と、あらためてKO勝利することを強調した。

 軍司がK-1王者・武居戦実現への執念と師匠・梶原の名誉にかけて、予告通りKO勝ちして見せるのか? それとも登坂がその思いを打ち砕き、パンチでKOするのか? KO決着必至の一戦となった。

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・Krush王者・軍司が2度のダウンを奪って圧勝

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