【柔術】40代でも結果を出し続ける高本裕和「試合は歯磨き」
2月10日(土)『第6回全日本ブラジリアン柔術オープントーナメント』、2月24・25日(土・日)『第12回全日本マスター柔術選手権』がともに東京・墨田区総合体育館で開催される。
両大会に出場する、パンクラスなどのレフェリーとしても活動する高本裕和(高本道場)のコメントが主催者を通じて届いた。
高本は現在42歳で、JBJJF全日本マスターズ柔術選手権や全日本サンボ選手権での優勝経験を持つ。現在のコンディションについては「良いですね。若い頃よりも怪我が少なくなっています。身体の使い方が上手くなったのでしょうか」と好調の様子。
両大会で注目している選手についても「相手が誰でも自分の全力をぶつけるだけなので、相手は気になりません」と落ち着いている。
試合に向けての練習で気にかけていることは「無理をしない」ことだという。「『練習する事≒息をする事』と考えています。息をする事を無理したり、意識したりしませんよね。『試合≒歯磨き』くらいの感覚です。息をするより、ちょっと意識するなって感じです」と経験を重ねた選手ならではのコメント。
大会出場やレフェリー業務のため地方への遠征も多い。「2012~13年は日本中を遠征していた」という。しかし「どんな環境でも試合できると思えました。マンガ喫茶に泊まっていたら夜中に火事の非常ベルが鳴って跳び起きて、そのまま寝ずに試合したりとか」とこれも経験からくる余裕を見せる。
現在は自らの道場「高本道場」を開いて活動している。「クラス編成が充実してきて、毎日開館できています。ウィークデーは毎日、打撃クラスと組技クラスを行っています。私は本業があって道場代表をやっているので、私が行けない日は信頼できるコーチ陣にクラスをお願いしています。そういった仲間達に本当に感謝しています」と道場運営も好調だ。
仕事に道場の運営、選手生活と多忙だが「遊びも仕事も柔術も全て全力でするので、全力で終わらせて次行くぞって感じです」。しかし「スケジュールを詰めすぎるので、頻繁に遅刻をします。よく『高本さん、安定の遅刻ですね。さすがです』と言われます。遅刻癖はなかなか治りません」と苦笑いも。
2018年は「今年もこの先も、一戦一戦を全力で戦うだけです。現時点で出ると決めている大会は、全日本選手権・アジア選手権・ワールドマスター選手権。スケジュールの都合がつけば色々な大会に出たいですね」と試合にも全力志向で取り組むと宣言した。
第6回 全日本ブラジリアン柔術オープントーナメント
日程:2018年2月10日(土)
開催場所:東京都・墨田区総合体育館 武道場
大会詳細:https://www.jbjjf.com/upcoming-events/all_op6/
申込スケジュール:【最終締切】1/31(水)
第12回全日本マスター柔術選手権
日程:2018年2月24・25日(土・日)
場所:東京都・墨田区総合体育館 武道場
大会詳細:https://www.jbjjf.com/upcoming-events/all_mas12/
申込スケジュール:【2次締切】2/1(木)【3次締切】2/8(木)【最終締切】2/13(火)
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