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【RISE】元王者・森田崇文はなぜ6年ぶりに復帰するのか

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2018/01/31(水)UP

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12勝(5KO)1敗1分の戦績を残し、リングを去った森田が約6年ぶりに電撃復帰

 2018年RISEナンバーシリーズの開幕戦、2月4日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 122』で約6年ぶりに復帰する第3代RISEミドル級元王者・森田崇文(フリー)のコメントが主催者を通じて届いた。

「7年前にチャンピオンにならせてもらって、その時にK-1 MAXにも出場させていただいたんですが、そもそも漫画家になるために上京してきてまさか自分がK-1に出られるとは思わなくて。試合後に『あぁ、祭りが終わった』と思って一息ついていたら、同じく負けた選手が毛布にうずくまって泣いていたんです。それを見た時に“負けた”と思ったんですよね。想いとか、選手としてとか。

11戦無敗でRISEミドル級王座に就いた

 結局、自分が選手として最高の状態を迎える前に(現役生活を)終えたので、それが凄い悔しくて。それを思い出し始めてから悶々としていて、最後に結果とかを考えず自分がこれ以上強くなれないぐらいの状態まで目指していきたいなと思って戻って来ました」と、復帰する理由を語る。

 K-1出場がゴールだと思い、現役を引退してケーキ屋などでアルバイトを始めたが「働いていてもクッソつまらなくて。これだったら殴り合っていた方がいい」と、2016年8月頃から復帰へ向けて練習を開始した。

 森田といえば漫画家を目指しており、“戦う漫画家”の異名を持っていたが、現在は開店休業中だという。「描けと言われれば描けます。原案は出来ているので。行動が止まっているだけです(笑)」と説明し、アシスタントとして働きたいが労働時間が読めないのが難点だという。

パンチと顔面へのヒザ蹴りを得意とした

 今回対戦するRISEミドル級5位・詠隆章(ながみ・たかあき/LA GYM JAPAN)については、「地方の選手なので特に印象は無いです。ただ、どういうつもりでオファーを受けたんだろうと。僕が6年ぶりの試合だから弱いだろうと思っているのか、元チャンピオンだからチャンスだと思っているのか。どっちかによって試合中の集中の切れ方が違ってくる」と、相手が自分をどう思っているかが気になるようだ。

「ワクワクは無いですね。やるかやられるかです」と試合への気持ちを語り、「まだ試合をしていないので分からないですが、RISEの代表として、RISEは強いよと誇れるような選手になりたいですね」との意気込みを語った。

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