【ボクシング】亀田興毅、相手が拒否なら5月復帰は無し
2月7日(水)都内にて「マッスルサプリメントHMB極ボディ新商品発表記者会見」が行われ、イメージキャラクターに就任した亀田興毅・大毅が出席。
1月1日にインターネットテレビ局ABEMAで放映された『亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円』の番組終了直前、突如現役復帰を発表した興毅が今回の会見でもその件に触れた。
「自分は引退した人間、過去の人間じゃないですか。もう自分の時代じゃないです。日本で最後の試合をしたのが2013年で、海外で試合をして人知れず引退していった。2年3カ月も何もしていないわけだし、自分が今から世界チャンピオンになるよってことではないんです。そんな簡単になれるもんじゃないし、軽はずみに出来るような世界じゃない。厳しい世界なんです」と、再び世界タイトルを目指しての本格的な復帰ではないと力説。
ならばなぜ復帰するのか。「でも、ボクシングをもっと盛り上げたいとの思いがあって、気持ちもある。自分の中でやりたいことがあって、そのやりたい相手が2人おる。その相手と出来なかったらリングには上がらない、それだけですよ。最後にやりたい人間とリングの上で戦って、10カウントゴングを鳴らして亀田興毅は終焉。そういう話なんです。自分のわがままです。最後に日本のリングに上がりたい、応援してくれた人たちに最後にボクサー・亀田興毅を見せたい。バーニングハート(入場曲)で入場して戦って、亀田興毅の戦いを見せて終わりですよ」と、最後にもう一度ファンに試合を見せたいからだという。
その場所は自身がプロデュースする『TFC 東京ファイトクラブ』(協栄ジム主催、今年1月1日にディファ有明で第1回大会を開催)で、時期は「5月までに」とのこと。
「ボクシングを盛り上げていきたいので協栄の興行をやりました。世界タイトルマッチは普段見られるけれど、その下にも選手がいる。そういう人たちに光をもっと当てていきたい。4回戦の試合でもあそこまで盛り上げようと思えば盛り上げられるじゃないですか。ボクサーは世界戦も4回戦も同じ想いでリングに上がって戦うんです。自分がイベントプロデューサーとしてやっているので、次は誰を使おうか、プロデューサー目線で考えた時に、それなら亀田興毅を使うのも面白いんじゃないかなって思ったんですよ」
会見後の囲み取材では、その戦いたい相手とはどんな相手なのかとの質問も飛んだが「言っても出来なかったらそこで終わりになる。ある程度、話がまとまってから発表します。決まってもいないのに言ってもしょうがない。決まらなかったらそこが別れる時です」と、対戦相手との交渉がまとまらなければ復帰はないとした。
しかし、興毅自身は5月へ向けてトレーニングを開始。イメージキャラクターを務めるHMB極ボディを実際に愛用し、短期間でその効果を実感しているという。「それに向けてトレーニングを開始したということは、多少なりとも前へ進んでいるということです。現役当時の練習はまで出来ませんが、焦っても仕方がないのでベストを尽くしてやっています。今は全く仕上がっていませんが、5月には仕上がっていると言います」と、準備を進めていると話した。
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