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【野良犬祭】“KNOCK OUTのMVP男”森井がエキシでファンと対戦するCF

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2018/02/09(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

”野良犬”と呼ばれたカリスマ・小林(左)と”野良犬二世”森井。

 常にスリリングな名勝負を繰り広げ、“野良犬”の異名で90年代から00年代にかけてキックボクシング界でカリスマ的人気を誇った小林さとし(45=小林聡)。その小林がプロデュースするキックを中心とした立ち技の祭典『野良犬祭2』が3月31日(土)東京・新宿FACEにて開催される。発表記者会見が2月6日(火)都内で行われ、小林の愛弟子で“野良犬二世”と呼ばれる森井洋介(29=ゴールデングローブ)も出席した。

 森井は昨年「KING OF KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメント」で全試合KO勝ちして初代王座に就くなどKOを量産し、『KNOCK OUT』の年間最優秀選手(MVP)に選ばれた。

「今年は世界の強豪たちと対戦し、全試合KO勝ちし、世界一になりたいです」と抱負を語った森井。

 森井は「キック人生で最大のチャンスをつかんだ1年でした。負けてたら訪れなかったチャンスだと思います」と昨年を振り返り、「今年はタイトル防衛戦もあるし、ともかく世界の強豪たちと対戦し、全試合KO勝ちして世界一になりたいです」と、連続KOで世界の頂点に登りつめることを宣言した。

 森井は師匠の小林が主宰する今回の『野良犬祭2』ではクラウド・ファンディングの対象となるエキシビジョンに出場。そのファンディングの1つが「森井洋介と1分間エキシビジョンできる権利 限定1名 30万円」。これは『野良犬祭2』の大会に選手としてリングに上がり森井と1分間のスパーリングをする権利を得られる、というもので、特典として事前に小林からマンツーマンでのコーチを受けることができ、その様子をプロのスタッフがビデオ撮影してドキュメント映像を作成、試合入場時に「煽りV」として流される等、プロの選手としての扱いで「野良犬祭2」に参戦できる、という。

3Dボディ・スキャナーの中に入り、100台のカメラから360度撮影をされる森井。

 この“挑戦者X”になりたい人と、それを応援するサポーターをクラウド・ファンディングで募る。ほかに、「小林にミットを持ってもらってキックする権利」、「森井のキックをミットで受ける権利」(それぞれ1万円)など、さまざまなファンディングが行われる。

 今回の会見場には世界最新の「3Dボディ・スキャナー」が設置され、森井を360度あらゆる角度から100台のカメラで撮影してデータ化して見せた。このスキャナーは大会当日、会場の新宿FACEにも持ち込まれる。選手と一緒に撮影した画像を3Dデータにしてくれたりするという。これも楽しそうだ。

3Dボディ・スキャナーで撮影された森井の画像。フィギュア制作や格闘ゲーム等にも使えるという。

”昭和の匂いのするキックボクサー”だった”野良犬”小林が、クラウド・ファンディングや3Dボディ・スキャナーなど、最新トレンドを取り入れる『野良犬祭2』。

 キックボクシングの試合だけでなく、西洋の甲冑を着けて剣で戦うアーマード・バトルや、ムエタイvs合気道の試合など、さまざまな趣向がこらされているので、非常に興味深い大会になりそうだ。

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