【シュートボクシング】海人、ヒジ打ちの本職タップロンに「斬ってやる」
2月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催される2018年シリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2018 act.1』の前日計量&記者会見が、9日(金)都内にて行われた。計量は全選手が一発でクリアー。明日の試合開始を待つのみとなった。
メインイベントで対戦する、シュートボクシング(以下SB)日本スーパーライト級王者・海人(TEAM F.O.D)は64.7kg、SB世界スーパーライト級2位タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)はリミットちょうどの65.0kgで計量をクリアーした。
昨年11月にトーナメントを制して王者となった海人は、「明日はチャンピオンになっての初戦。“SBキラー”と呼ばれる人と出来るので、今までのチャンピオンと自分は違うことをハッキリさせたいです」と堂々のコメント。タップロンはSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭、元SB日本スーパーライト級王者MASAYAなどを破っており、まさにSBキラーだが、その壁を乗り越えてみせると言い放ったのだ。
タップロンは「海人は若くていい選手です。でも明日は絶対に負けないですね。明日はSBで初めてヒジ打ちありのルールでやります。海人はヒジが上手いと思いますが、僕も上手いです。僕はヒジが得意です。明日は多分、僕がヒジで勝つでしょう」と、ムエタイの必殺武器であるヒジが使えることにニヤリと自信の笑み。
それを受けて海人は「相手は(ヒジ打ちの)本職ですが、得意と言っていたので自分が(ヒジで)斬って本職に勝ってやろうと思います」と、逆にヒジでカットしてやると予告。
また、タップロンが「明日の試合が楽しみ。勝ったらS-cupでまたお願いします」と秋に予定されているSB世界トーナメント『S-cup2018』への出場をアピールすると、海人は「S-cupも出られるなら出たいと思っていますが、とりあえず2018年の初戦でタップロンとやり合って勝たなあかんと思っています」と、この第一関門を突破しないとS-cup出場宣言は出来ないと話した。
セミファイナルで“王者対決”を行うSB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明(シーザージム)はリミットちょうどの59.0kg、SB日本フェザー級王者・深田一樹(龍生塾ファントム道場)は58.75kgでそれぞれ計量をクリアー。
両者は2015年12月に対戦し、当時7戦無敗だった村田がダウンを奪われ判定負け。村田は「深田さんとやらせてもらいますが、負けてから連敗してつらい時期があったので、今回すっきりと借りを返してこれからも連勝していきたい」と、過去の苦い想いを払しょくしたいという。
対する深田は「勝ったら村田選手のベルトに挑戦させて欲しいです。そのためにもきっちりと勝って次につなげる試合にしたいです」と、ここで勝って次はタイトルマッチとして3度目の対決を行い、二階級制覇をしたいと言い放つ。
それを受けて村田は「僕もこのタイトルを必死に獲ったので、そんな簡単には渡したくないので勝ちたいと思います」と、タイトルマッチは実現させないとした。
また今回の試合はヒジ打ちありのルールで行われるが、深田は「ヒジ打ちありの試合は初めてなので、けっこう練習してきたが、正直明日にならないと分からない。自分の武器になるのかどうか。ヒジで攻撃されたこともないので、楽しみと不安と両方ある。でも上手く使いたいと思います」、村田は「僕も初めてなので不安もあるが、ダムさん(シーザージムのタイ人トレーナー)とたくさん練習してきたので積極的に狙っていきたいと思っています」とコメント。
海人vsタップロン、村田vs深田、両試合ともヒジ打ちが勝利のカギとなりそうだ。
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