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【シュートボクシング】鈴木博昭と山口侑馬“激しいぶつかり合い”を予告

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2018/02/10(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

今回も凄まじい肉体に仕上げてきた鈴木

 2月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催される2018年シリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2018 act.1』の前日計量&記者会見が、9日(金)都内にて行われた。計量は全選手が一発でクリアー。明日の試合開始を待つのみとなった。

 第8試合で対戦するシュートボクシング(以下SB)世界スーパーライト級王者・鈴木博昭(ストライキングジムAres)とINNOVATIONライト級王者・山口侑馬(山口道場)は、ともにリミットちょうどの64.0kgで計量をクリアー。

兄弟そろって鈴木に負けるわけにはいかない、と山口

 鈴木は「僕はシュートボクサーなのでSBのリングを盛り上げるのが義務だと思っている。山口選手と激しいぶつかり合いをした結果、フィニッシュして盛り上げたい。楽しみにしていてください」と激闘を予告。

 4月からは『KNOCK OUT』のスーパーライト級トーナメントへの出場が決まっており、秋にはSB世界トーナメント『S-cup』もあるが、「僕はシュートボクサーなのでまずは開幕戦を盛り上げることが義務。相手も激しい試合をしているイメージがあるので、それがぶつかり合えばいい」と、まずは今大会を盛り上げるのが自分の役目だとした。

 対する山口は「明日はSBファンの皆さんにいい自己紹介が出来ればいいなと思っています」と、インパクトを残したいとコメント。鈴木を破ればS-cup出場権にも近づくが「何も考えていないです。今回勝って、声がかかったら考えます」と打倒・鈴木に集中しているようだ。

 鈴木が昨年4月に兄の山口裕人をKOしていることについては「敵討ちの感覚はあまりないけれど、2人そろって負けるわけにはいかないので僕が勝つ」とした。鈴木は「兄弟と言っても同じ人間じゃないので、ぶつかり合ってみないと分からない。でも、体格や気持ちの強さは兄を上回っていそう」と、兄以上の強敵と評した。

北斗(左)は忍(右)を破り、歴代のK-1 WORLD MAXの選手たちと戦っていきたいという

 第6試合で対戦するSB日本スーパーウェルター級王者・北斗拳太郎(ボスジムジャパン)はリミットちょうどの70.0kg、元WPMF世界スーパーライト級王者・忍アマラ―(モンゴル)は69.85kgでそれぞれ計量をクリアー。

 北斗はいつも通り『北斗の拳』の北斗ケンシロウになりきって「今回、忍アマラ―選手とやるということになり、非常にワクワクしている。忍アマラ―選手は私が拳法家を目指し始めた頃、K-1 MAXで活躍していた拳法家だ。そんな忍アマラ―選手と出来ることを楽しみにしている」とコメント。

コスチュームを着てなりきる北斗

 さらに「この試合に勝つことが出来たらK-1 MAX狩りをやらせてくれ。よろしくお願いします」とアピール。K-1 MAX狩りとは「旧K-1の舞台に出ていた拳法家を倒していくということだ。アルバート・クラウス、ブアカーオ、最終的にはSBの頂点に立つアンディ・サワー。他にもK-1 MAXには素晴らしい拳法家たちが出ていた。その修羅の国の猛者たちを相手にしたいと強く願っていた。その第一弾として忍アマラ―選手を用意してくれたと思っている」と、歴代のK-1 WORLD MAXで活躍した選手たちを倒したいという。

 対する忍は2001年に来日して日本のキックボクシング団体で活躍、2006年4月からは”SHINOBU” ツグト・アマラに改名して『K-1 WORLD MAX』に参戦し、アンディ・サワーやブアカーオらと拳を交えた。今回は実に約9年ぶりの日本での試合となる。

モンゴルにSBを広めていきたいという目的を持って参戦した忍

 忍は「まず明日勝つことが出来れば凄く嬉しい。9年前日本で試合をしました。久しぶりに試合するのでよろしくお願いします。10年前に日本にいる時、『北斗の拳』のマンガを読んでいました。そういう選手と試合をするのは面白いと思っています。明日はいい試合をしたいと思います」と、流ちょうな日本語で挨拶。

 昨年7月にマカオで70kg契約の試合を行い、3R判定勝ちを収めており、実力は健在。「SBルールはモンゴル人に向いていると思う。モンゴルでSBの団体も作って、強い選手をたくさん日本へ連れて来るために頑張りたいと思います。そのためにまずは自分が試合をして後輩たちに見せたいと思います」と、今後はSBの支部を作ってモンゴル人シュートボクサーたちを育てるために参戦したと説明した。

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●編集部オススメ

・鈴木博昭が山口侑馬を相手に再起戦

・アマラが9年ぶり国内復帰、北斗拳太郎と対戦

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