【KNOCK OUT】おネエボクサー恥じらいながら計量クリアー
2月12日(月・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『KNOCK OUT FIRST IMPACT』の前日計量&記者会見が、11日(日)都内にて17:00より行われた。計量は全選手が一発でパスした。
第3試合で対戦する、元True4Uフライ級王者・石井一成(19=東京KBA)とラジャダムナンスタジアム認定フライ級6位ノンロス・バーンジャロンスック(21=タイ/ソムロス・ポルチャロエン)はともにリミットちょうどの51.5kgで計量をクリアー。
今大会、話題の選手であるノンロスはいまタイで人気と話題を集めている“おネエボクサー”。かつて“オカマボクサー”として日本でも人気を博したパリンヤー以来となる、物心ついた時から体と心の性が一致しない、いわゆるトランスジェンダー。8歳の頃からムエタイを始め、その頃からの戦績を合わせると300戦以上を経験していると言われている。
タイのテレビマッチで活躍し、タイトルを獲るとメジャースタジアムであるラジャダムナンスタジアムに登場。化粧を施しスポーツブラを着用した姿からはかけ離れた、パンチ・ヒジを多用する荒々しいファイトスタイルで連勝を重ね、ラジャダムナンスタジアム認定フライ級6位にランクイン。これは相当な実力がないと入れないランクだ。
ノンロスはステージに姿を現すと、恥ずかしそうに両手で身体を隠しながら計量。その後、対戦相手の石井からはバラの花束がプレゼントされた。これは本来、ノンロスがタイで対戦相手にいつも行っているパフォーマンスだという。石井がノンロスのお株を奪った形だ。
記者会見では「明日は1Rから行くので楽しみにしていてください」と、アグレッシブなファイトをすると予告するノンロス。石井は「明日は必ず勝って今年のいいスタートを切ろうと思っています」とタイの人気者に勝って弾みをつけたいとコメントした。
小野寺力KNOCK OUTプロデューサーは「おネエのキャラクターが先走りしていますが、実力があり、石井選手の一階級上のランカー。一流の選手です。どんどん前へ出て来て右のヒジを鉈(なた)のように振り回す。リング上では別人になります」と、ノンロスを評している。
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