【UFC】“世界最恐女子”サイボーグ「バイオレンスをお届けする」
3月3日(土・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガスT-Mobileアリーナで開催される『UFC 222』。同大会のメインイベントにはマックス・ホロウェイvsフランク・エドガーのUFCフェザー級タイトルマッチが決定していたが、ホロウェイが負傷のため欠場。
代わってメインイベントに組まれたのはUFC女子フェザー級タイトルマッチ、王者クリスチャン・サイボーグ(32=ブラジル)vsヤナ・クニツカヤ(28=ロシア)だ。サイボーグは19勝1敗1ノーコンテストの戦績を誇り、このうち実に16試合がKO・TKO勝ちという、まさに“世界最恐女王”の名に相応しい圧倒的な強打の持ち主。昨年12月に元UFC女子バンタム級王者ホリー・ホルムを破り、初防衛に成功したばかりだが、早くも2度目の防衛戦に臨む。
「こんなペースで試合が続くなら、今年は普段からマウスガード(マウスピース)をお財布に入れて歩くようにしないとね」と笑うサイボーグだが、「ホリー戦勝利の勢いもそのままに、こんなに早くオクタゴンに戻ってくることが出来た。これで“サイボーグネーション(サイボーグはファンのことをこう呼んでいる)”もますます勢力を拡大するわね」と、試合3週間前の出場要請も気にしていない様子。
対戦相手のクニツカヤはロシアの『M-1 Challenge』や『ACB』などのビッグプロモーションで試合を経験し、昨年8月に『Invicta FC』でバンタム級王座を獲得。これまでに10勝3敗の好戦績を収め、このうち7試合がKO・TKO勝ちだ。その実力に加え、端正なルックスと毎回計量で披露する大胆なビキニ姿も注目を集めている。
今回がUFCデビュー戦ながら、いきなりタイトル挑戦という大抜擢を受けたことに「まさかこんなに早くサイボーグ戦が実現するとは思っていなかった」と驚きを隠せないが、「ホリー(ホルム)からサイボーグの強みも弱みも聞いている。試合で役に立つはず」と攻略に自信を見せている。
しかし、女王サイボーグは「この試合には勝つ。そしてファンの皆さんには期待に応えるようなバイオレンスをお届けする」と宣言。「私はUFCのベルトを防衛し続ける。そして、格闘家志望の若い女性に対して、これは決して簡単な仕事ではないこと、さまざまな障壁を克服しなければいけないこと、困難でも規律正しく戦い続けるしかないことを示していきたい」と、女子格闘技界の頂点に立つ者としての言葉を発している。
Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images
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