【ROAD FC】下石康太がベルナウイと運命の準決勝へ計量パス=100万ドル世界トーナメント
3月10日(土・現地時間)韓国・ソウルのチャンチュン体育館にて開催される『ROAD FC 046』の前日計量が、9日(金・同)に行われた。
昨年7月に世界予選を勝ち抜いた16選手参戦のもと本戦が開幕した「ROAD FCライト級(–70kg)世界トーナメント」が、今大会でいよいよ準決勝を迎える。
このトーナメントはROAD FC初の一大世界トーナメントとして、2016年10月に大々的に開催が発表されたもの。優勝者はROAD FCライト級王者クォン・アソル(32=韓国)への挑戦権が与えられ、最終的にアソルを倒せば新王者の称号と共に賞金100万ドル(約1億円)が手に入ることになる。
ここに日本代表として参戦している“西の業師”こと下石康太(30=BLOWS)は、本戦から2試合連続の一本勝ちと絶好調。今大会では、同じく連続一本勝ちで勝ち上がった強豪マンスール・ベルナウイ(25=チュニジア)と対戦する。
計量は下石が70.5kg、ベルナウイが70kgでそれぞれ一発クリアー(リミットより500グラムまでの超過が認められている)。司会者からコメントを求められると、下石は「グッドコンディションです。韓国のファンが喜ぶような試合をしたいです。相手はとても強いので、自分が上回っている部分は少ないかもしれないですが、チームを信じて勝ちにいきたいと思います」と謙虚に勝利を誓った。
これを受けて、ベルナウイは「素晴らしい気持ちだ。この試合に向けて努力してきたのだから。今、手の内を明かす訳にはいかないが、(明日は)相手を無力化することができるだろう」と、下石攻略に自信を見せた。
一方、同トーナメント準決勝でシャミール・ザフロフ(33=ロシア)と対戦するホニ・トーレス(31=ブラジル)は70.6kgで、500グラム猶予規定を100グラム超過。トーレスは時間を置いて再計量に臨み、70.4kgでパスした。ザフロフは70.2kgで一発クリアーしている。
優勝候補と目されるザフロフは、「トーレスが素晴らしいファイターなのはみんなが知っているし、私もそれ相応の準備をしてきた。明日は自分のベストパフォーマンスを見せるつもりだ。チャンピオンのクォン・アソル、そしてここにいる4選手全員が、他よりも秀でた存在であることは承知している。だが、最後にベルトを巻くのは俺だ」と優勝を宣言。
対するトーレスも「ザフロフをリスペクトしているが、勝利するのは自分だと信じている」と闘志を燃やしている。運命の準決勝へ、あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。
PHOTOS(C)ROAD FC
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