【Krush】中村広輝「スーパー・メーゴーサー見せる」
3月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.86』の前日計量と記者会見が9日(金)都内にて13:00より行われた。
今大会から開幕するKrush-65kg王者・中澤純への挑戦権をかけた次期挑戦者決定トーナメント。エントリーした4選手はいずれも計量をクリアーし、会見に出席した。
第7試合で対戦するのはK-1甲子園2015 -65kg王者・篠原悠人(DURGA)と細越貴己(K-1ジムEBISU)の2人。細越が「特に言うことはありません。明日に向けて頑張るだけです」とシンプルな挨拶をしたのに対し、篠原は「今回は計量もいつもより上手くいってラクに落とせた。調子良いので明日はKOを見せます」とKO宣言した。
第8試合(セミファイナル)で激突するのはLEGEND-63kg初代&第2代王者・中村広輝(赤雲會)とFUMIYA(ジム ポゴナ・クラブジム)。
中村が「良い練習をしてきたので、明日は良い試合が見せられると思います。前回は判定負けでしたが、このトーナメントを制するための練習を着実にやってきました。あとは“スーパー・メーゴーサー”(沖縄のご当地ヒーロー・琉神マブヤーの必殺技)という技を披露できるように練習してきたので頑張るだけです」とご当地ネタも絡めてコメント。
一方のFUMIYAは「長所のスタミナとフィジカルを鍛えてきた。減量もしっかり上手く出来て、明日は面白い試合を見せられると思う」と、フィジカルモンスターの異名通り、フィジカルで勝負と話す。
決勝に上がってくるかもしれない選手に対してアピールしたいところは何かとの質問には、「今は明日のことしか考えてない」(細越)、「他の選手とは格の違いを見せたい。圧倒的にKOで勝つ」(篠原)、「去年KHAOSで篠原選手にKOされているので、篠原選手に良い勝ち方を見せたい。篠原選手にやられた3RKOを中村選手にやりたい」(FUMIYA)、「出来ることなら(試合を)見せたくない(苦笑)。どういう試合になっても自分は自分なので、後は上に上り詰めていくだけ」(中村)と四者四様の答え。
続いてKrushのベルトに対する想いを問われると、細越は「ベルトは格闘家の証なので欲しいです。僕みたいに弱かった人間がチャンピオンになって、弱い人たちに勇気と希望を与えられるような試合をしたい」とコメント。
篠原は「トーナメントに参戦するのは2回目なので、これが自分の中でラストチャンスやと思ってます。若いからこそ、ここでベルトを獲って次に進まないといけない」との覚悟を語る。
キャリア6戦目でトーナメントに抜擢された形のFUMIYAは「プロデビューする前からチャンピオンベルトを目指していて、それを目標に日々頑張っている。この4人の中で多分一番戦績が少なくてまだ6戦目ですけど、若手らしいアグレッシブな試合がしたいです」との言葉。
そして、出場選手の中で最多のキャリアを誇る中村は「自分はこの中で一番年齢が上。今まで(沖縄からすれば)中央のベルトを獲ったことがなかったので、このチャンスは必ずものにしたい」とベルトへの渇望を口にした。
トーナメント準決勝を勝ち上がり、ベルトへの切符を賭けた決勝に駒を進めるのは誰になるのか。
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