【ボクシング】山中竜也、今後は京口紘人との統一戦も視野
3月18日(日)兵庫・神戸ポートピアホテルにてプロボクシングWBO世界ミニマム級タイトルマッチで、王者・山中竜也(22=真正)が挑戦者で同級4位のモイセス・カジェロス(28=メキシコ)を8回終了時TKOで破り初防衛に成功。内容は相手にほぼ触れさせず、多彩な攻撃でワンサイドゲームに見えた。
リング上の勝利者インタビューでは「ホッとしたが、納得いく内容でもない」とコメントしたが、控え室に戻り、その後のインタビューでさらに詳しく語った。
「長谷川(穂積)さんならもっと早く決めていた。有効だったアッパーは練習どおりだ。早い段階(2R)で右アッパーで鼻血が出て、相手がそれを嫌がってくれたのでやりやすかった」としながらも、反省点としては「そこからのコンビネーションにつなげられなかった点。もっと前半にボディに打ち込みたかったのもある。もっと打たせずに打つ理想的なボクシングをやりたい。差のある勝ち方ではなかった」とあれだけ差があるように見えたが本人の目指すボクシングはまだまだ上にあるようだ。
今後については「とりあえず勝ち続けることが今後も課題。同じ階級の日本人世界王者(IBF王者・京口紘人=24=ワタナベ)とはお互いにもっと強いことが認められてから統一戦を。向こうも記事でそう言っているのを見た」とプロとして周りに強さが認められた上で、と前置きしながらも、京口との統一戦を視野に入れる。京口や京口が所属する渡辺会長は今年中に統一戦を希望している。
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