【クインテット】参戦決定の小見川道大「5人抜きしたい」
4月11日(水)東京・両国国技館で開催される桜庭和志(48=フリー)プロデュースの新格闘技イベント『QUINTET.1ーGrappling Team Survival Match-』(クインテット)の記者会見が、19日(月)神奈川県内で行われた。
この大会は全ての打撃技を禁止した組み技限定のグラップリングルールで行われ、1チーム5人によるチーム対抗勝ち抜き戦がトーナメントで行われる。出場するチームは世界各国から招聘された4チーム。桜庭率いる「HALEO Dream Team」、石井慧(31=ブラック・ハウス/レインMMA)率いる「JUDO DreamTeam」、グレゴー・グレイシー(31=ブラジル)率いる「POLARIS Dream Team」、テオドラス・オークストリス(26=リトアニア)率いる「SAMBO Dream Team」。
メンバーが確定していなかったJUDO DreamTeamに、石井の推薦で2001年アジア柔道選手権66kg級準優勝・小見川道大(42=NEO JUDO ACADEMEY)の加入が発表された。
「柔道を小さい頃からやっていまして、総合(格闘技)は30歳からやらせてもらって、シュートボクシングや巌流島などいろいろな団体でいろいろな格闘技をやって来ました。今回は巌流島の谷川(貞治=巌流島プロデューサー)さんからお話をいただいて、そう言えばグラップリングだけは挑戦したことないなって思ったのと、メンバーを見たら素晴らしい方ばかりなのでやりたいって参戦を決めました」と、参戦する理由を説明した小見川。
続けて「めちゃめちゃ夢のような選手ばかりで、そういう選手と手合わせ出来ることは挑戦だし、とても楽しみで光栄なこと。桜庭さんと試合が出来るように気合いをいれてやりたいと思います。自分が格闘技を始めた頃にめちゃめちゃ活躍されていて、グレイシーハンターで。そんな方と手合わせが出来るなんて夢のような光栄な話。恥ずかしくないようにやらせていただきたいと思います」と、いきなり桜庭との対戦をぶち上げる。同席した桜庭は「敵だ。もう口をきかない」とおちゃらけつつ、「小見川選手は元々柔道が強くて、瞬発力もありそうで強そう。ちょっと怖いです。顔も怖い」と評した。
小見川は意外にもグラップリングマッチは今回が初めてだと言う。「初めてなので全く勝手が分からないですけれど、夢みたいな方と試合が出来るということで受けちゃいました。小見川道大の、道衣無しのNEO JUDOで戦おうと思います。乞うご期待です」と、自身のスタイルであるNEO JUDOで臨むと話す。
柔道時代にはもちろん勝ち抜き戦を度々経験しており、「無差別ですからね。力の差が厳しいと難しいですが、引き分けが勝ちにつながる。(相手チームに勝ちを)取られないことが大事なので」と経験者ならではの戦い方も語る。「目標はもちろん5人抜きです。出来たらいいな(笑)。5人抜きなんて出来ないと思いますが、出来ればいいなとは思っています。高校の時から『柔道部物語』(小林まこと作の柔道マンガ)に憧れていたので5人抜きにチャレンジしたい」とも。そのため「オリンピック覇者がいてとても頼もしいので、後ろがガッツリいけるので先鋒で出来れば」と、先鋒での登場を希望した。
それを聞いた桜庭は「何人か抜いてもらえれば面白い。所英男(40)君と中村大介(37=元DEEPライト級王者)君には基本的に引き分けるのではなく、3人は勝てよ、と言ってあります。2人で3人は勝たないとクビです。どれだけ年寄りにラクをさせるかです」と、所と中村に勝ち抜きを期待した。
これで全チームの全選手が決定。トーナメント組み合わせも決定し、桜庭は「僕も小見川選手も選手なので、面白い試合にしたいという気持ちだけです。面白くしようとしてもつまらなくなる時がありますけれど、どうにかして面白くしたいと思います。ごちゃごちゃした試合をして面白くしたいと思います」と、とにかく面白い試合をやりたいと意気込んだ。
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