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【K-1】王者・久保優太とアラゾフ「ベルトは絶対渡さない」

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2018/03/21(水)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

減量がきつかったことを告白した久保(左)だが、挑戦者バダザリアンは「どの選手もそう」

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される新生K-1史上最大のビッグイベント『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』の前日公開計量&記者会見が、20日(火)の13:00より都内で行われた。

 6部に分けて行われた会見のうち、第3部にはタイトルマッチに臨む久保優太(30=K-1ジム五反田チームキングス)、メルシック・バダザリアン(26=アルメニア)、チンギス・アラゾフ(24=ベラルーシ)、日菜太(31=クロスポイント吉祥寺)、アントニオ・プラチバット(24=クロアチア)、ロエル・マナート(24=オランダ)の6選手が登場。

悲願のK-1王座奪取へ気迫がみなぎる日菜太(右)。王者アラゾフ(左)も真正面から見据える

 それぞれが静かに明日への意気込みを語ったが、5kgにおよぶ水抜きを行ったというウェルター級王者の久保は安堵からか饒舌で、減量の影響で乾燥した肌のケアにハンドクリームを塗るなどマイペースぶりを発揮。対戦相手のバダザリアンにそのクリームを勧めるなど余裕とも取れる態度を見せたが、バダザリアンはやんわりと断り、こちらも自身のペースを崩さなかった。

 スーパーウェルター級では、「キックボクサー人生の集大成」と言う挑戦者・日菜太に王者アラゾフは不敵な自信を保ったままで、ヘビー級の王者プラチバットと挑戦者ロエルは試合での迫力とは異なり闘志を内に秘め、言葉数は少なかった。

 各選手のコメントは以下の通り。

久保優太
「水抜きがきつくてボーっとしてるんですけど、この日のために仕上げてきたので負けることはないと思います。明日は強い相手なので頑張ります。減量が辛くて、とりあえずホッとしている感じです。昨日も相手のビデオを見て作戦を考えたんですけど、忘れちゃったのでまた考え直さないと。

 ほんと減量がツラくて肌がカサカサ状態なので、クリームを塗ってケアしています。(バダザリアンに)使います?(バダザリアンはやなんわりと断る)水抜きを5kgぐらいしたのかな。でも当日リカバリーするので、パワー差は出ると思います。僕は今30歳で今年31になるので、あと何戦できるか分からない状況なので、1回でも多くこのベルトを守ることに懸けているので明日も全力で守ります」

メルシック・バダザリアン
「今回ベルトを懸けた戦いで日本に戻って来られて嬉しいです。前回は自分にとって悔しい結果になってしまいましたが、今回は勝ってベルトを持って帰りたいと思います。久保はとてもいい選手だと思っています。ですが、彼はK-1のチャンピオンなのでそれは当然です。

 今回の試合に向けて自分のスタイルを磨いて、何でもできるのが自分のスタイルだと思っているので、それをリングでお見せしたいです。(久保の減量苦を聞いて)どの選手もそうだと思います。試合が決まってから終わるまで厳しい日々を過ごしてくるので、話を聞いて特に思うことはありません」

チンギス・アラゾフ
「コンニチハ。明日の試合に向けて万全の準備をしてきました。チーム全体でもそうです。100%の力を出して勝ちたいと思います。また日本のファンのみなさんに会えて嬉しいです。明日は応援よろしくお願いします。日菜太選手のことはインターネットなどでスタッフと一緒に研究をして、興味深く、作戦・試合のビジョンがしっかりある選手だと思います。明日は自分の作戦を100%出していきたいと思います。ベルトは私たちのものです。だから誰にも渡しません」

日菜太
「今回やれるだけの準備をしてきたし、僕はプロになって13年、今年で14年目になります。いい意味で集大成だと思っているので、終わったらチャンピオンと言えるように明日は楽しんで戦いたいと思います。今持ってる自分の全ての戦力を相手に向けて、後悔なく行きたいと思います。ベラベラ喋るのは好きじゃないので、明日の試合を楽しみに待っていてください」

アントニオ・プラチバット

多くを語らなかったプラチバット(左)とロエル(右)

「100%準備ができています。明日は勝ちます。このベルトは誰にも渡しません。世界一強い男と戦う準備ができています。相手がどんなことをしても私は驚きません。初防衛戦ですが、自宅にいるかのように落ち着いています。リングは私の家と同然で、落ち着いているので大丈夫です」

ロエル・マナート
「明日のための準備は万端です。多くの選手が試合の前にいろんなことを喋りますが、私はあまり好きではありません。早く試合がしたいです。明日はお互い勝つためにリングへ上がると思っています。相手はガンガン前に来る選手なのでステップを使ってかわして、他の作戦は明日リング上でみなさんにお見せしたいと思います」

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