【e-コンバット】スポーツとゲームが融合したリアルチャンバラに菊野克紀が参戦
4月5日(木)東京・渋谷のTokyo Fight Clubで『e-コンバット交陣』のデモンストレーションが行われた。
e-コンバットとは超人スポーツ協会が認定する競技で、テクノロジーと武道を融合させたもの。2人のプレイヤーは頭部、左右の胸・肩・上腕・小手の合計9か所にセンサーを付け、センサーの付いた模擬刀を当て合う。いわばゲームとチャンバラを融合させた新しいスポーツ。
今回は超人スポーツ協会に認定された記念と、製品(センサー)のお披露目を兼ねたイベントとして開催された。超人スポーツとは装着型ロボットやアシストスーツ、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)など、最新のテクノロジーを使って能力を拡張した人間が競い合うスポーツのこと。
このイベントに『巌流島』などで活躍する元UFCファイターの菊野克紀(36=チームKIKUNO)が参加。菊野は『e-コンバット交陣』のアドバイザー的な役割を約3年前から務めており、機材の試用や格闘家ならではのアイデアを提案しているという。
菊野は2014年空道第4回世界大会優勝・中村知大や、巌流島に出場した左禅丸などを相手に『e-コンバット交陣』で対戦。模擬刀のセンサーは刃の部分が正確に当たらないと反応せず、ある程度の衝撃を与えないとポイントにならないなど実戦を想定している。
「参加したのはまず面白そうだったからです。それと、強さを求めていった時に格闘技と武器は切り離せないと思うんですね。その武器の使い方を楽しくゲームとして味わえるのがいいと思いました。本物の刀で斬り合うわけにはいかないから、実戦に近い形でやれればいいなと思って開発に協力しています」と菊野。
こういったテクノロジーとスポーツを融合させた超人スポーツ、ゲームとスポーツを融合させたeスポーツは世界的にも普及しており、『e-コンバット交陣』も日本初の新しいスポーツとして広めていくつもりだという。
菊野は「普通のゲームは身体を動かさないし、ただ相手をやっつけるだけじゃないですか。でもこれは実際に身体を動かして汗をかくし、多少怖いし、少しの痛みもある。でも安全で面白い。生身の相手と向き合って怖さ、痛み、疲れを知るゲームとして広まることを期待したいです」と語った。
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