【パンクラス】4連続初回KO男・佐藤天が”ショーグンの弟子”フランサと王座決定戦で激突
7月1日(日)東京・新木場スタジオコーストにて開催の『PANCRASE 297』で、第12代パンクラス・ウェルター級王座決定戦が行われる事が発表された。
現在『UFC』に参戦中の第11代同級王者・阿部大治が、「UFCに専念するため」という理由で返上した王座を争うのは、同級1位・佐藤天(27=TRIBE TOKYO M.M.A)と同級4位グライコ・フランサ(27=ブラジル)だ。
佐藤は柔道出身で、2014年パンクラス・ネオブラッドトーナメント(新人王トーナメント)ウェルター級優勝の実績を持つ。9勝1敗の戦績でスーパールーキーと注目されたが、怪我で戦線離脱。
昨年4月に16カ月ぶりの復帰戦で勝利し、現在4連勝中。4連勝はすべて1R以内のパンチによるKOというハードパンチャーだ。
4連勝目となった3月の元ZSTウェルター級王者・濱岸正幸戦では、試合開始早々から右ジャブで圧倒。1R52秒の秒殺勝利で、さらに進化したパンチテクニックを披露した。
一方、フランサは18勝の内9KO、7つの一本勝ちで判定は2試合しかないフィニッシャー。UFCにも2015年~2016年に参戦経験がある(3戦1勝2敗)。また、かつて『PRIDE』で活躍した、2005年PRIDEミドル級グランプリ覇者マウリシオ・ショーグンの弟子でもあり、2014年のUFC登竜門番組『TUFブラジル4』ではチーム・ショーグンとしてトーナメントを勝ち抜き優勝している。
パンクラス初参戦となった2月の手塚裕之戦では判定勝ちを収め、現在5連勝中と、こちらも勢いに乗っている。
フランサは初来日時に「師匠であるショーグンの活躍した日本で戦える事が夢だった」とコメントするなど、日本での試合に対してのモチベーションは高い。一方、UFC出場を目標とする佐藤は元UFCファイターのフランサに勝利してベルトを獲得する事で、UFCにアピールしたいところだ。
<決定対戦カード>
▼第12代パンクラス・ウェルター級王座決定戦 5分5R
佐藤 天(27=TRIBE TOKYO M.M.A/パンクラス・ウェルター級1位)
vs
グライコ・フランサ(27=ブラジル/パンクラス・ウェルター級4位)
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