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【レベルス】初防衛戦に臨むKOUMA「ムエタイ枠出てステゴロな試合する」

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2018/04/20(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

得意のパンチをミットに叩き込むKOUMA。同じくパンチを得意とするKING強介と真正面から打ち合うつもりだ

 4月27日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.55』で、KING強介(33=ロイヤルキングス)を挑戦者に迎えてREBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王座の初防衛戦を行う王者KOUMA(33=WSRフェアテックス荒川)が20日(金)都内にて公開練習を行った。

 KOUMAは「試合1週間前ですが減量も練習もいつも通りです。それほど減量はしていなくて練習量を増やして体重を減らしている感じですね。お菓子が食べられないのが残念」と、普段は1日1箱を消費する大好きなコアラのマーチが食べられないのがつらいと言い、記者たちを笑わせる。

 得意なパンチのみのミット打ちを披露したKOUMAは「相手も自分もパンチブンブンタイプなので、ムエタイという格闘技の枠をはみ出すような試合になるんじゃないかな。ステゴロ(素手による喧嘩)に近い感じかも。一発殴られたら自分は二発殴る、二発殴られたら三発殴る。タイトルマッチなので自分が守る側ですが、守るより勝って何かを得る方が強いので、自分がKING強介選手の全てを奪う勢いで行きたい」と、殴り合いを宣言。

 KING強介については「前にREBELSで見ていて、好戦的なタイプで自分と似ているなと思いました。生まれた年も一緒で、身長も一緒で、戦い方も似ているなって思ったのでやりたいと思ったんですよね。向こうは前回いい勝ち方をしたので、やるタイミングがあったらやりたいなって思っていて、オファーが来て楽しそうだなと思いました」と、2月大会で元J-NETWORKスーパーバンタム級王者・炎出丸から合計3度のダウンを奪った試合を見て戦いたいと思っていたという。

 先日、荒れていた時代から受刑生活で更生し、キックボクシングに出会ってチャンピオンになるまでのインタビューが公開されて話題になったが、「それは自慢することじゃないですし、たまたま聞かれたので答えただけです。逆に恥ずかしい時代の話なので」と話す。

「でも、そういうどん底から這い上がって来て、地下格闘技には行かず第一戦で試合をしている人はそんなにいないと思います。応援してくれる声もありましたし、自分の中では見掛け倒しだとか口だけじゃないかと言われないように、今回の試合でしっかり勝たないといけないと思っています」という。

「試合当日は盛り上げたいです。しょっぱい試合はしたくない。判定決着はお互い望んでいないので完全決着でいきたいと思います」と、KO決着で試合を終わらせたいとした。

 また、今後については「この世界に入ったので世界のベルトが欲しい」と世界タイトルマッチを望むのと同時に、「いろいろな選手とやってみたいですね。小笠原瑛作選手は自分が苦手なタイプ。技術があるし、背も高いし、ルックスもいい。かみ合うかどうかは分からないけれど気になる選手ですね」と、今大会のメインイベントを務めるISKA K-1ルール世界バンタム級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)との対戦も希望した。

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