【K-1】朝久裕貴、両手両足を自在に使い「朝久空手の強さを証明する」
6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』に出場する、「2017 WLF武林風 -60kgトーナメント」優勝者・朝久裕貴(21=朝久道場)のコメントが主催者を通じて届いた。
朝久は中国のメジャー格闘技団体の一つである武林風の推薦選手として出場する。Krushを主戦場とする朝久は近年中国でも活躍。2017年の「WLF武林風 -60kgトーナメント」では準優勝、今年3月大会では念願の初優勝を飾った。
朝久が最初に中国で試合をしたのは、16年6月のKrushと武林風の対抗戦。それから定期的に試合に出場し、今では中国でも人気が出ている。
「最初の頃は僕が入場するときは静かで、対戦相手の中国人選手が出てくる時は会場が一体になって盛り上がる感じだったのですが、少しずつ自分のファンも増えてきて『頑張ってくれ!』と声もかけていただいたり、試合後に写真を撮ってくれとお願いされるようにもなりました。だから中国・武林風の推薦選手としてK-1に出させていただけることは、とても光栄なことだと思います」と、武林風の推薦で出ることは光栄なことと語る。
一回戦の相手は第3代Krushフェザー級王者・西京春馬(20=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)。
昨年10月に武尊のライバルと言われる第2代Krush -58kg王者・小澤海斗を破りKrush王座を獲得。今年3月には元RISEバンタム級王者の村越優汰に2-1で判定勝利し、初防衛に成功している。今回のトーナメントの他7選手のうち、小澤、村越、そしてWPMF(ムエタイルール)世界王者・エリアス・マムーディの3人に過去勝利している優勝候補だ。
朝久は西京の印象を「Krushの現役チャンピオンですし、対戦が決まった時にはタイトルマッチじゃないですけど、この試合が事実上の決勝戦かなと思いました」と高く評価する。しかし「強いとは思っていますが、僕が負けるとは思っていません」と、自信に裏打ちされた高評価のようだ。
一回戦が事実上の決勝戦ならば、それを突破すれば一気に優勝までいけるかという問いには「僕は子供の頃からトーナメントには慣れていて、いつも1回戦より2回戦、2回戦より3回戦…と尻上がりに調子を上げていくタイプなんですね。中国の経験で身体も丈夫になって怪我もしないと思うので、1回戦を全力で勝ちに行って、3試合とも全力でいけば自ずと優勝という結果が出ると思っています」と、ジュニア空手時代に培われたトーナメントへの自信を覗かせる。
朝久は父・朝久篤氏が館長を務める朝久道場で、5歳から鍛えられてきた。朝久道場の選手は構えも右(オーソドックス)と左(サウスポー)をどちらも使用し、最初から最後まで手数を出し続けるスタミナのある選手が多い。
朝久自身も「僕は右でも左でも構えに偏りがないし、両手両足で色んな技を自由自在に使うことが出来ます。僕は朝久空手にプライドを持っているので、このトーナメントで優勝して朝久空手の強さを証明したいと思います」と、朝久道場スタイルで優勝すると宣言した。
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