【ボクシング】比嘉大吾、カネロがWBCランキングから消える。田中恒成はランクアップ
プロボクシングのWBC(世界ボクシング評議会)は12日(現地時間)、最新ランキングを発表し、フライ級に4月15日、王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)に勝利し新王者となったクリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)が王者にランクされたが、比嘉は発表された世界40位以内には名前が無くランキングから姿を消した。
通常、試合に負け王座陥落しても数ランク落ちるだけだが、ランク外となったのはロサレス戦の前日計量で900gオーバーで王座剥奪となったこと、JBCの下したボクサーライセンスの無期限停止などが理由と見られる。
ちなみに3月のWBCランキング発表では体重オーバーし王座を剥奪されたルイス・ネリ(22=メキシコ)もランキングから姿を消している。
また今回のフライ級の発表では世界2階級制覇王者で、昨年11月にフライ級に転向のため王座を返上した田中恒成(22=畑中)が4位から2位にランクアップした。3階級制覇への世界タイトル戦も近そうだ。田中はフライ級転向後初となった今年3月、WBO世界フライ級13位のロニー・バルドナドとフライ級10回戦を行い、9回TKO勝ちを収めている。
ミドル級では、2位にランクインしていたサウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)もランキングから除外。筋肉増強剤の禁止薬物のクレンブテロールの陽性反応が出たため、今月5日(日本時間6日)予定されていたゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)戦を辞退。代役にWBA同級12位でWBCスーパーウェルター級1位のバーネス・マーティロスヤン(32=アルメニア/米国)を立て試合を行った。
カネロはメキシコで食べた汚染肉(牛などの成長を早めるために牧畜業者が対象薬物を使用)が原因だと主張している。
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