【Krush】2度目の初防衛戦にKANA「圧倒的に勝つことがマナー」
5月17日(木)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.88』の前日計量&記者会見が、16日(水)都内にて13:00より行われた。
メインイベントのKrush女子フライ級(-50kg)タイトルマッチで対戦する王者KANA(25=K-1ジム・シルバーウルフ)は50,0kgのリミットちょうど、挑戦者でWMC 52kgオセアニア王者キム・タウンセンド(29=オーストラリア)は49,8kgでともに計量をクリアーした。
1度王座を奪われているため初防衛戦は2度目となるKANAは「チャンピオンとして圧倒的に勝つことがマナーだと思うので、明日はしっかりとKOで終わらせます」とKO宣言。
その上で「防衛する難しさは身にしみている。難しいと思うが、ベルトの価値を高めないといけないという仕事が自分にはある。防衛は最低条件で、ベルトの価値を上げていきたい」と、Krushを背負う王者としてのプライドをのぞかせた。
相手のタウンセンドは10歳から格闘技をはじめ、オセアニアのムエタイタイトルを5つ獲得しているベテランの実力者だ。タウンセンドについてKANAは「格闘技歴が長く、キャリアが凄い豊富。いろんな引き出しがあると思う。調子も良さそうで明日の試合が楽しみ」と評価した。しかしKANAも「どんな戦い方をしてきても対応できるよう練習してきました」と対応できる自信はあるという。
3月のK-1から2カ月と短い試合スパンだが「集中を切らさず練習できているので、状態はすごくいい」と、かえって調子がいいという。
KOは狙うが「無我夢中で倒しにいってしまい、冷静さを失ってしまうところがある。相手の動きを見て、対応した動きをし、隙があれば1Rからでも倒しにいきたい」と、冷静さを失わず攻めると語った。
対するタウンセンドは「試合に向け準備は万端。早く試合をしたい」と好調の様子。
KANAに対する印象は「一般の人間。手が二本で足が二本ある」と王者に対し恐れは感じていない様子。「良かったことは自分と同じサイズなこと。今まで自分より大きい選手を相手にすることが多かったので、今回の試合は楽になる」と、淡々と答えた。
KANAのKO勝利宣言について、タウンセンドは「特に気にはしていない。どの選手もKOで勝ちたいという気持ちはあるから。私としては注意しながら、KOされる距離に入らないようにしたい」と冷静な反応。
明日の戦い方は「自分のほうに運がくる試合になればいいなと思う。KANA選手は手数が多く、前に来るのは承知している。蹴りを出して、KOされないよう注意したい。そして自分がベルトを腰に巻きたい」とクールながらも、ベルト獲得に意気込んだ。
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