【ボクシング】拳四朗父、KOは「パンチ力よりタイミングが向上」
5月25日(金)東京・大田区総合体育館にてWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが行われ王者・拳四朗(26=BMB)が挑戦者で同級1位のガニガン・ロペス(36=メキシコ)を2R KOで破りV3を達成した。
両者は2017年5月20日に対戦し、当時王者だったロペスを拳四朗が判定2-0で破り拳四朗がプロ10戦目にして無敗のまま世界王者となった。それから1年、拳四朗3度目の防衛戦が今回のリターンマッチとなった。
見事V3を達成した拳四朗は試合後の記者会見で「あんなにすぐ終わると思わなかった。これからパンチがどんどん上がっていく手応えはあったけど、倒したパンチを当てたときの手応えはなかった。中盤、後半に入ってどうなるかだと思った」と、昨日の会見でも6回か8回で終わることができればと答えていたように早く終わる想定はしていなかったとし、KOした右のボディストレートも手応えはなかったと答えた。
また、自身が向上したと語っていたサウスポーに対する距離感については「前回とは左のパンチの見え方もだいぶ違った。やりづらい距離とも思わなかった。成長しているところを見せられたかな」と微笑んだ。
父でジムの会長である寺地永(ひさし)氏はKOしたボディストレートについて「ボディブローはアメリカでルディ・エルナンデス氏(米の名トレーナー)に習った。今回呼んでいることもあって昨日改めて確認した。みぞおちの少し上に入ったと思う。様子見の状態などでたまたまいいパンチが入った。パンチ力が上がってきたというより当てるタイミングがよくなってきてると思う」とコメントした。
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