【RIZIN】浅倉カンナvsRENA、ヒジありルールは両陣営からの希望
7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』と、7月6日(金)東京・TDCホールで開催されるシュートボクシング(以下SB)主催・女子格闘技の真夏の祭典『Girls S-cup 2018』の合同記者会見が、5月29日(火)都内にて行われた。
『RIZIN.11』にてRIZIN女子スーパーアトム級トーナメント優勝者・浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)vsシュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(26=シーザージム)の再戦が決定。RENAはまず『Girls S-cup 2018』でMMA(総合格闘技)の試合を行い、そのわずか23日後に『RIZIN.11』で浅倉と対戦する試練の2連戦に挑むことが決まった。
事の発端は5月6日に行われたRIZIN福岡大会で、浅倉がメリッサ・カラジャニスに勝利した直後、RENAがリングに上がり再戦をアピールしたこと。それを受けて浅倉は、RENAが昨年大みそかに浅倉に敗れて以降、試合を行っていないことから「いきなり再戦するのはどうかと思う」と返事を保留。RENAは「7月に2試合でもいい」と提案していた。
迎え撃つ立場の浅倉は「5月の試合は勝ち方が良くなくてはっきり言えなかったんですが、チャンピオンとしていつでも試合をやるぞという気持ちでいました。RENAさんには試合を挟んでもらって最高の状態で試合が出来ればと思っています」と、やる気十分。「半年以上経って、お互いレベルが上がっているので前回とは違う試合になると思いますが、またそこで実力を見せて勝てればいいなと思っています」と話した。
前回との大きな違いはヒジ打ちありになること。ヒジ打ちについてRENAは「やったことないのでどっちとも言えませんが、練習していたらしっくりきているので私的には有利に働くのではないかと思っています。寝技でもヒジがあるのでそこを気をつけながらという感じですね。練習あるのみって感じです」、浅倉は「自分は5月もヒジありルールでした。スタンドではRENAさんが有利で、寝技のヒジなら自分が有利だと思います。しっかり練習して、今まで通り練習を積んで試合をしたいと思います」と、立った状態ならRENA、寝技なら浅倉にとって有効な打撃技になると口をそろえた。
このヒジありルールについて榊原信行RIZIN実行委員長は「両陣営から“ヒジありでお願いしたい”と来たんです。今日は2人とも笑顔でしたが、水面下では笑顔では済まないものがありました。両者ともに完全決着を望み、この一戦だけに懸ける想いが強いので、RIZINの中では究極のルールとなるヒジありで完全決着をつけて欲しいと思います」と、両陣営の希望だったと説明。
また、「この試合がメインイベントになる可能性は高いと思います。女子格闘技の次の運命を決めるカードです」とメインイベントして行われる可能性も高まった。
●編集部オススメ
・浅倉カンナvsRENAの再戦が正式決定、RENAは7月2連戦
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