【GLORY】1年ぶり参戦の元K-1王者グレゴリアンが計量パス
6月2日(土・現地時間)イギリス・バーミンガムのゲンティン・アリーナで開催されるキックボクシング大会『GLORY 54』の前日計量が、1日(金・同)に行われた。
今大会には、元K-1 WORLD GP王者にしてGLORYライト級1位マラット・グレゴリアン(27=アルメニア)が、1年ぶりに参戦。GLORYライト級10位リュウ・シュウ(24=中国)とワンマッチで対戦する。
計量はライト級規定(70kg以下)に対し、グレゴリアンが69.7kg、シュウが69.8kgで、ともに一発クリアー。計量を終えると、両者はステージ中央で視線をそらさずにらみ合い、静かに火花を散らした。
グレゴリアンはライト級(70kg以下)で世界トップレベルの実力を誇り、2015年7月の「初代K-1 WORLD GP -70kg(現スーパー・ウェルター級)王座決定トーナメント」は3試合連続のKO勝ちで制覇。昨年8月からは中国の『Kunlun Fight』で開催された16人制の世界トーナメントにも出場し、今年2月の決勝戦で前回王者スーパーボーン・バンチャメーク(タイ)を1Rわずか29秒でマットに沈め、優勝している。
また、『GLORY』には2012年10月の第2回大会から定期的に参戦しており、2016年12月には初のライト級タイトルマッチに臨むも、現王者シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)に判定2-1で惜敗した。だが、その後も同団体で2連勝を上げてなおもトップランカーに君臨。今回は昨年6月の『GLORY 42』以来、1年ぶりの参戦となる。
対戦相手のシュウは17勝(6KO)3敗の戦績を持つ新鋭で、最近はムエタイの本場タイで精力的に試合を経験。過去にはMMA(総合格闘技)も経験しており、シンガポールの『ONE Championship』やロシアの『M-1』が中国で開催した大会に出場している(いずれも敗戦)。
グレゴリアンはシッティチャイへのリベンジと悲願のGLORY王座獲得に向けて、快勝で弾みをつけることができるか。一方、シュウは世界のトップ選手を相手に大金星獲得なるか。後は試合開始のゴングを待つのみとなった。
Photo by James Law, Glory Sports International
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