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【Krush】大和哲也が地元名古屋で再起戦「KOを狙って最高の試合がしたい」

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2018/06/04(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ジェンホイ(写真パネルの人物)をKOすると宣言した大和

 8月18日(土)名古屋国際会議場イベントホールで開催されるキックボクシングイベント『Krush.92~in NAGOYA~』の対戦カード発表記者会見が、6月4日(月)都内にて行われた。

 昨年に引き続き、地元・名古屋を代表する選手である2010年K-1 WORLD MAX -63kg日本王者・大和哲也(30=大和ジム)が出場。ツイ・ジェンホイ(21=中国)と対戦する。

3月のK-1では同郷の野杁(右)にKO負けを喫した大和(左)。今大会には、その野杁も出場する

 大和はプロキャリア12年の大ベテランで、WBCムエタイ世界スーパー・ライト級王座など数々のタイトルを手にした。2017年4月の新生K-1初参戦から3連続KO勝ちを飾ったが、今年3月のK-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチで王者・野杁正明にKO負け。今回が再起戦となる。

 中国の老舗キックボクシングイベント『英雄伝説』からの推薦で初来日を果たすジェンホイは試合で獰猛な動きを見せ、パンチには定評がある選手だという。戦績は26勝(6KO)12敗。佐藤嘉洋・名古屋大会実行委員長は「復帰の相手としてはとてもいい相手で、軽い相手でもない。ルートシラーというムエタイで“うなぎ”と呼ばれているニックネームの、ディフェンシブで捉えられない選手と対戦経験があるので、それなりの格を持った選手と期待しています」と紹介した。

 大和は「ジェンホイの試合映像を見たらアグレッシブで、パンチでガンガン来る選手という印象。僕もパンチは得意なので合わせるところは合わせて、野球ではホームランが花、格闘技ではKOなので、いつもはKO宣言はしないんですが今回はKOを狙って最高の試合をしたいです」とKO宣言。

 前回野杁に負けてからは「悶々として落ち込むばかりの日を過ごしてきた」という大和だが、「その傷もほぼ治りかけています。K-1ルールでの戦いでは、トップファイターに対しては順応がまだ出来ていないと勉強になりました。応援してくれる人たちに、ああいう弱い姿をもう見せたくない。過去のキャリアに泥を塗るような試合はしたくないと思っているので、次の試合はしっかり倒そうと気合いが入っています」と、敗戦で見えてきたものがあるようだ。

大和を「名古屋の総大将」に指名した佐藤実行委員長(右)

 勉強になった部分とは「接近戦での攻防、近付いた時の対処が出来ていなかった。それが得意な野杁選手だったので。最初のダウンで(意識が)飛んでしまったので、自分らしさを欠いてしまった。会長に、お前の試合じゃないって言われてショックでした。今まで接近したら組んでもいいルールでやっていたので、そこでどう戦うかがキーポイントですね。そこで強くなればもっと強さを見せられるはず」と話した。

 佐藤実行委員長からは「去年の名古屋大会での哲也はスロースタートで、顔面をパンチで斬られて流血して危ない展開でした。競技者の目で見ると完封して最後は倒すのが理想ですが、今の僕はイベント側なのでハラハラする試合で最後は倒して欲しいですね。名古屋の総大将として頑張ってもらいたい」と、苦戦した上で逆転勝利して欲しいとの注文が出た。

名古屋大会の主役3名。左から大和、Krush女子フライ級王者KANA、野杁

 大和は苦笑しながらも「今回はしっかり復活の狼煙を上げたいので、やはり大和哲也は強いな、これからの大和哲也が楽しみだと思ってもらえる、ファンの皆さんに期待感を持ってもらえる試合がしたい。試合で失ったものは試合でしか取り戻せないので、大和哲也の試合を再構築してしっかり倒して勝ちたいと思います。まだまだトップ戦線に食い込んでいけるように名古屋で復活したいと思います」と、復活を誓った。

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・野杁、大和、KANAが名古屋でKO競演=昨年の名古屋大会

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