【UFC】ロンダ・ラウジーが女性初の殿堂入り「とてつもなく大きな名誉」
6月9日(土・現地時間)世界最高峰の総合格闘技団体『UFC』で女子バンタム級の絶対女王として一時代を築き、女子総合格闘技のメジャー化と人気拡大に多大な貢献をしてきたロンダ・ラウジー(31=アメリカ)が、その功績を称えられUFC殿堂入りを果たすことが発表された。女子選手のUFC殿堂入りは初の快挙だ。
UFC殿堂は『UFC Hall of Fame(UFCホール・オブ・フェイム)』と呼ばれ、「Modern Era Wing(現代部門)」、「Pioneers Era Wing(パイオニア部門)」、「Contributor Wing(裏方部門)」、「Fight Wing(ベストファイト部門)」の4つに分けて選考・表彰される。
ラウジーはこのうち現代部門で殿堂入りするという。同部門では2013年に元UFCライトヘビー級王者フォレスト・グリフィン、2015年に元UFCライト級&ウェルター級王者B.J.ペン、2017年に元WECフェザー級王者&元KOTCバンタム級王者ユライア・フェイバーが、すでに殿堂入りを果たしている。
殿堂入りの一報を受けたラウジーは「これはとてつもなく大きな名誉だわ。女性という存在をこの競技の最前線だけでなく、今やUFCホール・オブ・フェイムという栄光にまで導くことに携わったのだから」とコメントを寄せた。
また、UFCのデイナ・ホワイト代表は「私個人だけでなく、その他大勢の人たちにとっても、ロンダはコンバットスポーツにおける女性の見方を変えてくれた唯一の女性であり、先駆者だった。彼女はやろうと試みたことはUFCと共に全て成し遂げ、その過程の中で世界的な象徴やロールモデル(見習うべき手本)へと成長した。
そして、今では女子の部門で素晴らしい才能にあふれる多くの選手たちが、我々を驚かせるような好試合を繰り広げるようになった。我々はロンダをUFC殿堂入りを果たす初めての女性として発表できることを誇りに思う」と、ラウジーが女性選手として総合格闘技にもたらした貢献と影響の大きさをを称えた。
次ページ:有名スポーツ誌の表紙を大胆なボディペインティングで飾るなどラウジーの足跡を紹介
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