【KNOCK OUT】8月決勝戦、不可思「自分が主役」秀樹「死んでも獲る」
8月19日(日)東京・大田区総合体育館にて開催されるキックボクシングイベント『KNOCK OUT SUMMER FES.2018』で、「KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント」の決勝戦を争うRISEライト級王者・不可思(26=クロスポイント吉祥寺 REBELS)とK-1 GLOBAL -65kg級世界トーナメント 優勝・秀樹(26=新宿レフティージム)が、決勝戦への意気込みを語った。
両者は6月8日(金)東京・後楽園ホールにて開催された『KNOCK OUT SURVIVAL DAYS』でそれぞれ準決勝を戦い、勝利して決勝へ駒を進めた。
シュートボクシング世界スーパーライト級王者・鈴木博昭(33=ストライキングジムAres)から最終ラウンドにダウンを奪い、勝利した不可思は「試合に向けていろいろと修正して、しっかり鈴木選手の対策をしてきたんですけれど、それを試合で出せて手応えがあったので、凄く自分にとってプラスになった試合だったと思います。5Rまで勝っているなという感じはあったんですが、このまま判定にいったらちょっと盛り上がらないなと思ったので、最後ダウンを取れて締められたのが良かったです」と鈴木戦を振り返る。
秀樹の試合は「まだ見ていないので、これからしっかり見て対策を立てます」と言い、「お互い家族がいて背負っているものがあるので、そういう覚悟が感じられる試合になるんじゃないかと思います」と予想。
そして「去年はひとつ(階級を)落としてライト級で出た時はダメでしたが、KNOCK OUTのスーパーライト級は自分が主役だと思っているので絶対にベルトは獲りたいです」と、主役の座は譲らないとした。
対する秀樹は、1回戦で元REBELS65kg級王者・水落洋祐(33=はまっこムエタイジム)をTKOで破る番狂わせを起こして勝ち上がった蹴拳ムエタイライト級王者マサ佐藤(30=名護ムエタイスクール)をヒジ打ちによるTKOで下して決勝へ駒を進めた。
「試合を振り返ってみて、鬼嫁のいつか(元WPMF世界女子フライ級王者)と怖い会長から試合が終わった後に怒られないように、セコンドの言うことをしっかり聞いてTKO勝ち出来て、案の定そんなに怒られなかったので良かったかなと思います。あとは矛盾対決ということで、爆発的な攻撃力を見せてやろうと思って誘っていたんですが、マサ佐藤選手が思った以上に穴がなくてディフェンスもしっかりしていたので、やり辛さは有りましたけれど何とかヒジでカットしてTKOできたので、そこに関しては良かったと思います」と秀樹。
しかし、自宅に帰ってからは「怒られました。具体的には、ヒジで切った後にまたヒジで狙おうとした時に『前と同じことをやっている』と言われたのと、『決勝じゃないからな』と言われました。準決勝だからまだ油断するなよ、いい気になるな」と言われたといい、恐妻家ぶりを発揮。
決勝で対戦する不可思については「不可思選手の試合は生でよく見ていますが、昨日はまたスタイルが変わっていて、ボクシングで上下に散らして、ミドルも蹴って、ヒットアンドアウェイもしていて確実にレベルアップをしているなという印象がありました。それと攻撃力も同じ階級で相当ある方だなと思います」と評する。
その上で「アツい試合に必ずなると思います。お互いRISEの興行に出ているというプライドもありますし、後は家族がいるという立場でも負けられないという気持ちもあります。負けられない気持ちがぶつかり合う展開になるのかなと思っています」と予想し、「KNOCK OUTのベルトは何が何でも欲しいと思っているので、死んでも獲ってやろうという気持ちです」と決意を語った。
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