【RISE】「全力を尽くす」と語るHIROYAに、高谷裕之は「KOする」
6月17日(日)千葉・幕張メッセ・イベントホールにて開催される『RISE 125』の公開計量&記者会見が、16日(土)都内にて正午より行われた。
RISE初参戦を果たす初代Krush -65kg級王者HIROYA(TRY HARD GYM)はリミットちょうどの67.0kg、同じく初参戦のMMA(総合格闘技)ファイターで第2代DREAMフェザー級王者・髙谷裕之(FIGHT FARM)は66.9kgで計量をクリアー。
HIROYAは「ついにこの日が来ました。明日ようやく試合になります。しっかり存在をアピールして今のHIROYAを見せたいと思います。初参戦で大きい舞台に出場させていただくのは光栄に思います。出られないRISEの選手はなんでHIROYAが出るのか、しかも相手はなぜ高谷なんだと感じる選手もいると思うんですが、幕張の大きい大会ということで外から来た者ではありますが、声をかけていただいたからにはしっかり存在をアピールして、RISEからもHIROYAを使ってよかったと思ってもらえるように全力を尽くしたい」とあいさつ。
減量で精悍な顔つきとなり、「減量は計画的に行ってきたので自分的には順調だったと思います。最近は太っていた姿を見せすぎていたせいで、きついわけではありません」と言って場内の笑いを誘う。
高谷については「MMAの試合を見て研究しました、MMAの選手だからこうだというよりは、高谷選手がどういう戦いをするか、高谷選手が僕をどう読んでくるかも含めて、先の先を読む感覚で練習をしてきました。高谷選手の先を上回る試合をしたい」と、高谷の予想を上回る試合がしたいと話す。
対する高谷は「完璧に仕上げてきたので明日はKOで倒したいと思います」とKO宣言し、「僕はいろいろな戦い方が出来るわけではないので、いつも通りやります」と、MMAの試合と同じく倒しに行くスタイルでHIROYAに挑むと言い、「MMAファイターとして声をかけてもらったので、恥ずかしくないようにいい試合をしたいと思います」とMMAファイターとしてのプライドを見せた。
RISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーへの挑戦権を懸けて戦う、同級1位・野辺広大(RISE ON/INSPIRIT)は59.90kg、同級2位・裕樹(ANCHOR GYM)は59.70kgでスーパーフェザー級リミットの60kgをクリアー。
野辺は「前の試合が終わってからずっと、この日に向けて生きてきました。練習の成果を出してしっかり勝ちたい。深いことは考えずに明日は勝って世代交代したいと思います。そして、ベルトを持っているリーに挑戦することだけを考えて明日はぶっ倒しに行きます」との決意を語る。
裕樹は「僕は2004年からRISEに出させていただいて、その頃はゴールドジム、ディファ有明、後楽園ホールで戦っていました。それが125回目で大きな会場で出来るので嬉しく思っています。明日は当時、僕が出始めた年くらいの野辺選手と一戦交えることが出来て嬉しい。尊敬しているので、明日は一生懸命に戦って勝ちたいと思います」と、ベテランならではの歴史を感じさせるコメント。
そして「僕はキックボクサーになって18~19年、RISEでずっとやってきたのでRISEのベルトを巻いて自分の格闘技人生に終止符を打つとは僕の中で決めたことです。それを有言実行するためには野辺選手を倒さないといけない。非常に大きい壁ですが準備もしてきましたし、明日は幕張メッセという素晴らしい会場で素晴らしい試合をして勝利したいです。その先にはもう1試合あるので、次は次でしっかり獲ってベルトを巻いて引退したいと思います」と、キックボクサー人生の最後へ向けて勝ちたいと意気込んだ。
●編集部オススメ
・高谷裕之がHIROYAへ「お互いにKO狙いで思いっきり戦おう」
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