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【Krush】元王者・安保璃紅が契約トラブルからの復帰戦に意気込み

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2018/06/27(水)UP

デビュー8カ月で王座についた安保璃紅が約8カ月ぶりの試合

 6月30日(土)東京・後楽園ホールで開催されるキックボクシングイベント『Krush.89』に出場する(20=あんぽ・りく/team ALL-WIN)の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。

 安保は2017年5月に8戦無敗で王座に就いて注目を浴びたが、同年10月の初防衛戦で郷州征宜に敗れて王座を失った。

 当時所属ジムだったTRY HARD GYMがK-1グループ(Krushも加入)との契約トラブルにより出場停止となっていたが、独立し大阪で兄とともに自分たちのジム『ALL-WIN GYM』を設立しK-1グループと契約し郷州戦以来約8ヶ月ぶりの再起戦となる。

 安保はジム設立のきっかけについて「僕はKrushでチャンピオンにはなれたのですが、自分の中では全然納得いってなくて。やっぱり自分が納得いくまでKrushで活躍したい。そう思ったのが自分たちのチームを作って、Krushに出ようと思った一番の決め手ですね」と語った。

パンチも蹴りも技が多彩な安保

 3月に開催された新生K-1最大のビッグマッチと謳われた『K’FESTA.1』では、安保の階級であるスーパー・フェザー級の王座決定トーナメントが行われたが「あれが僕は凄い悔しかったんですよ、『何で俺はこれを画面越しに見てるんだろう』と…。自分があの場に出てもいないという状態が本当に悔しくて、自分はK-1・Krushで戦いたいと思いました」と、悔しさが戦いたい気持ちを生んだとも語った。

 相手の覇家斗(27=はやと/K-1ジム・ウルフ)は2016年10月からKrushに参戦し、島野浩太朗や闘士といったKrushトップファイターから勝利を収めている。

 覇家斗の印象を安保は「覇家斗選手は『相手にとって不足はない』と言っていて、僕も復帰戦の相手として不足はないと思います。でも全然興味のない相手。僕はもっともっと大物を食っていくつもりなので、今回はレベルの違いを見せたいです」と、実力は認めるが眼中には無いという。

 今回の試合に向け安保は「格闘家としてもっと有名になって、影響力のある人間になりたいですね。格闘家として売れたいです。年末にはK-1大阪大会もありますし、安保璃紅としての存在感をしっかりと見せていきます」と、勝って存在感をアピールすると意気込んだ。

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