【パンクラス】1年7カ月ぶりの復帰戦に臨むタテキ・マツダ「地獄の底から戻ってきた」
7月1日(日)東京・新木場スタジオコーストにて開催の『PANCRASE 297』に出場する、タテキ・マツダ(フリー)の公開練習が6月28日(木)都内にて行われた。マツダはパンクラス・フライ級6位の小川徹(TRIBE TOKYO M.M.A)と対戦する。
アメリカを拠点に活動するマツダは2014年9月に念願かなってUFC初出場を果たすも、連敗を喫してUFCを離れた。パンクラスには2016年9月に初参戦して勝利を収めたが、2戦目の2017年3月大会ではパンクラス・フライ級1位の仙三に敗れた。
小川は2015年の『パンクラス・ネオブラッド・トーナメント(NBT)』スーパーフライ級優勝者で、軽量級離れした身体の力を持つ選手。高校卒業後、7年間自衛隊に勤務し、陸上自衛隊のレンジャー部隊という経歴を持っている。パンクラスでは2014年の参戦以来7連勝し、昨年8月の上田将竜戦で2-1の惜敗で初黒星も、10月大会ではヒザ蹴りでKO勝利した。
マツダは公開練習でパンチを中心としたミット打ちを披露し、「相手が自分より背が低く空手スタイルなので、近い距離でもしっかり打てるようにした」という。
2017年3月以来、約1年4カ月ぶりの試合となるが「左肩の手術をしましてリハビリに8カ月かかりました。それからトレーニングして、地獄の底から戻ってきた気持ちです。パンクラスに試合の機会をもらったので全力で臨みます」と、怪我からの復帰戦に意欲を見せる。怪我については「もう完治したと思いたい。自分の中では100%以上戻っています」とした。
チームを離れてフリーとなったのは「ほぼ毎日、ボストン近郊のジムへ出稽古しています。いろいろあったのと、自分自身の殻を破ると言いますか、いつまでも同じ環境ではなく、怪我から復帰する時に同じメンタルではいけないと思い、タイミングも重なってフリーになりました。現役UFCランカーを始め世界レベルのファイターとほぼ毎日ボコボコやって鍛えてきました」と、さらに強くなるためだったと説明。
「怪我をしたからと言って後退するのではなく、強くなった、技術も上がった、メンタルもしっかりもやもやしていたものを消化して臨んでいるのが大きな違いです」と以前とは変わったというマツダ。
小川については「長南先生の名門ジム出身。日本のトップファイターが集まって練習しているので、全部レベルが高い。自分自身も一時出稽古した経験があるのでそれは知っています。その時はまだ小川選手がいなかったと思います。正々堂々と試合をしてどちらが上かを確かめたいです」と、腕試ししたいと話した。
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