2018/06/29（金）UP
（最終更新：2018/06/29 14:50）

ディズニー映画のキャラに扮しておどける王者マクファーレン（右）とコーチのヘルナンデス（左）

　6月29日（金・現地時間）アメリカ・カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾート・アンド・カジノで開催される『Bellator（ベラトール） 201』の前日計量が、28日（木・同）に行われた。

　今大会のメインイベントは女子フライ級（115〜125ポンド/約52.2〜56.7kg）タイトルマッチ。無敗の女王イリマレイ・マクファーレン（28＝アメリカ）が、新星アレハンドラ・ララ（23＝コロンビア）の挑戦を受けて、初防衛戦に臨む。

　計量はマクファーレンがリミットちょうどの125ポンド（約56.7kg）、ララが124.6（約56.5kg）で、ともに一発クリアーとなった。

　昨年11月に行われた『Bellator 186』の前日計量では、ディズニー映画『モアナと伝説の海』のキャラクターコスプレで会場を沸かせたマクファーレンとヘッドコーチのマノロ・ヘルナンデス。この日の計量でも両者はディズニー映画『リロ・アンド・スティッチ』のキャラクターに扮した姿で登場した。

　マクファーレンが主人公の少女リロを真似た服装を、ヘルナンデスが宇宙人スティッチの着ぐるみをそれぞれ身にまとい、一緒におどけてポーズを決めると会場からは笑いが起こった。

　一方のララも葉っぱをモチーフにした水着を身に着け、目元とアゴに赤のラインを施したアマゾネス風の装いで登場。計量後の写真撮影を終えると、ララはマクファーレンに花飾りをプレゼントし、両者はハグをするなど和やか雰囲気で健闘を誓った。

　マクファーレンは2015年1月にプロデビューし、同年8月からBellator MMAに参戦。昨年11月の『Bellator 186』でエミリー・ダコーティと初代女子フライ級王座を争い、会心の一本勝ちで戴冠を果たした。

　プロデビューから7戦全勝という実力に加え、エキゾチックな雰囲気を醸し出すルックスや明るいキャラクターも人気を呼び、現在はBellator MMAの女子部門をエースとして牽引している。今回が初防衛戦だ。

　対するララは2011年12月にプロデビューし、現在までの戦績は7勝1敗。Bellator MMAには昨年11月の『Bellator 190』で初参戦を果たし、ベテランのレナ・オフチニコワを得意の寝技で圧倒した末に最後はチョークスリーパーを極め、一本勝ちでデビュー戦を飾った。今回わずか2戦目での王座挑戦となる。