【レベルス】才賀紀左衛門、生まれ変わったかのように真面目になる
7月2日(月)東京・吉祥寺のキックボクシングジム・クロスポイント吉祥寺で記者会見が行われ、才賀紀左衛門(29)が同ジムへ移籍、同ジムの山口元気会長が代表を務めるムエタイ&キックボクシングイベント『REBELS』に参戦することが発表された。
才賀は8月3日(金)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS.57』で、小磯哲史(テッサイジム)とキックボクシング復帰戦を行う。小磯はムエタイ&キックボクシングイベント『蹴拳』のムエタイルール・スーパーフェザー級王者。試合はヒジ打ちなしのREBELSルール、59kg契約3分3Rで行われる。
会見に出席した才賀は「昨年はいい結果が出なくて、プライベートで良くないこともあって勉強になった1年でした。それでも応援してくれるスポンサーや家族、しんどい時に手を差し伸べてくれた山口代表とクロスポイント吉祥寺に、男として恩返しをせんとあかん。俺が出来る恩返しはいい試合をして盛り上げること。華のない人間より強くて華のある人間が勝った方が盛り上がると思う」と、試合で盛り上げて恩返しをしたいとの理由を語った。
ジムを移籍したのも「調子が上がらないで迷っていた時に、手を差し伸べてくれたのが山口代表でした。クロスポイントに感謝があって、救ってもらった以上は日本一のジムにしたい。そのために必死に練習します。日本でも海外でもいろいろ見ましたが、練習環境が日本で一番いいジムだと思う。いいトレーナーと仲間がいるので、キックボクシングの試合をやって『紀左衛門は変わったな』と思われる姿を見せたいです」と、感謝の気持ちと練習環境のよさに惹かれたそうだ。
山口代表によると「通って2カ月になるんですが、前とはうって変わって毎日来て、朝も走りに行って帰ってきたらミットをやって、昼間はフィジカルトレーニングもして夕方も練習しています。ほぼ一日も休まず。最初は『どうしたんだ』『またすぐ来なくなるんだろう』と言っていたんですが、真面目に来続けていたので移籍という話になりました」と、才賀は人が変わったようにキックボクシングの練習に励んでいるという。
才賀は「キックボクサーの中だったらぶっちゃけ、俺は身体能力が圧倒的に高いと思う。すっかり真面目に練習しているので、成長していく姿をみんなに見せられると思います。35歳になってからではなく、今、気付けてよかったですね。ゴンゴン試合をして、勝ったり負けたりはあるけれど、紀左衛門は凄いなってのを見せたいと思います。ようやく格闘家になったかな(笑)」と、29歳にして本格的に練習することに目覚めたようだ。
対戦する小磯については「大変申し訳ないですが、全然知らなくて、でもタイトルを持っているから油断は出来ないですね。油断せず、キックでは久しぶりの試合なので自分の中では倒して勝ちたい」と、KOで終わらせたいと語った。
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