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【シュートボクシング】13戦無敗の小林愛三、トーナメント優勝の自信は「120%以上」

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2018/07/05(木)UP

KNOCK OUTを主戦場とする13戦無敗の小林愛三

 7月6日(金)東京・TDCホールで開催されるシュートボクシング(以下SB)協会主催、女子格闘技の真夏の祭典『SHOOTBOXING Girls S-cup~48kg世界トーナメント2018~』。

 8人の女子選手で争われるワンデートーナメント1回戦で、イリアーナ・ヴァレンティーノ(30=イタリア)と対戦する、MuayThaiOpen女子フライ級王者・小林愛三(22=こばやし・まなぞう/NEXTLEVEL渋谷ジム)のコメントが主催者を通じて届いた。

 小林は女子キックボクシングのニューヒロインとして注目されており、2015年12月のデビュー以来、9勝(3KO)4分と無敗。2016年12月にはわずか6戦目でMuayThaiOpenフライ級王座をKO勝ちで獲得。

 対するイリアーナはRENAと『RIZIN』でMMA(総合格闘技)、昨年の『Girls S-cup』ではSBルールで対戦。2戦とも敗れながらも好勝負を演じた『RENAの好敵手』だ。
 今回のカードは2月の『KNOCK OUT』で組まれていたが、イリアーナが出場を辞退したため実現しなかった。小林は「やっと対戦が決まったのでやる気に満ちています」とやる気十分。

RENA(左)によく伸びる左ストレートを見舞うイリアーナ(右)

 イリアーナの印象を小林は「映像を見てストレート、ミドルが伸びる選手で、ガンガン攻めてきて気持ちが強い選手だと思いました。随分前の映像だったので、今は威力、パワーが凄いんだろうな」とRENAにも警戒させた伸びるストレートなどを評価する。

 RENAと2度の対戦経験がある相手だが小林は「RENA選手のことを考えずにイリアーナ選手のことを100%考えるようにしています」と目の前の相手に集中する。

 トーナメント全体については「みんな強すぎて、全力でぶつかるだけ」と語り、今回勝ちあがれば準決勝でJ-GIRLSミニフライ級王者のMISAKIと対戦する可能性があるが「誰対策というよりも、自分のスタイルを貫き通して頑張りたい」と自分のスタイルを崩さず戦うつもりだ。

蹴り技を得意とする小林

 反対ブロックについては「日本人対決がしたいですね。海外の選手とやるよりも、日本人は強いんだというところを見せたいです」と、日本人同士での決着を望む。反対ブロックにはSBの新エース・MIOがいるが「私は強い選手とやりたいという目標があるので、そういう意味では意識しているところはありました。いつか対戦したいなと」と、以前から意識はしていたという。

日本代表の三人。右から小林、MISAKI、MIO

 MIO、MISAKIとSB勢はともにパンチ系の選手だが「自分の得意はミドルキックですが、ミドルにだけ頼ると勝てないので、全体的に強化してきました」と、得意な蹴り技のみに頼らず戦う。SBには立ち関節技や投げ技などもあるが、ムエタイベースの小林は「首相撲は毎日やってますから」と対応にも自信がある。

 優勝の自信は「もう自信しかないです。120%以上あります! 自分が何が何でも優勝するだけです。私のことを初めてみる方もいると思いますが、私の得意な蹴りと気持ちの強さでガンガン攻めて優勝します。アウェーのリングですが、みんな同じ人間なのでいつもと同じ気持ちで臨みます」と、自信120%で頂上へ挑む。

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●編集部オススメ

・小林が秒殺KOで新王者に

・RENAが一本背負いでイリアーナを返り討ち

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