【シュートボクシング】RENA、浅倉カンナとの再戦へ「格闘技人生が終わってもいいくらいの追い込みする」
7月6日(金)東京・TDCホールで開催されたシュートボクシング(以下SB)協会主催、女子格闘技の真夏の祭典『SHOOTBOXING Girls S-cup~48kg世界トーナメント2018~』。
メインイベントのRIZIN MMA(総合格闘技)ルール、5分3Rでエレイン“パンテラ”リアル(29=ブラジル)と熱闘の末に判定勝ちを収めたSB世界女子フライ級王者RENA(27=シーザージム)が試合を振り返った。
リアルは前日計量で1kgオーバーし、契約体重をクリアーすることが出来ず、試合規定により本来はリアルの失格となるが、RENAが試合の実施を申し出たために通常試合として行われ、リアルはイエローカード1枚からのスタートとなった。
女子の試合としては決して軽くない1kgの体重ハンディがあったわけだが、RENAは「相手が体重をオーバーしていても(試合を)やらないといけないと思いました。でも今までパワーがある人とやったことがなかったので、いい経験になりました」とプラス思考。
1Rに三角絞めを極められそうになりピンチに陥ったが、「苦しかったです。でもやられて覚えてきたので、ここで負けるのはダメだと思っていました。もう根性で耐えましたね。阿部さん(RENAのMMAのコーチ)の声がよく聞こえてきたので逃げることが出来ました。そこで諦めることなく打撃で多少上回れることが出来たのは大きいです」と、根性とセコンドと練習の成果で耐えることが出来たという。
三日月蹴りでダウンさせ、その後もボディブローで追い込んだがKOは逃した。しかし「今まで倒せていたのに耐えられてしまいました。リアルも根性を出して、相手が諦めないところを見せてくれました。そういう試合になって自分が諦めなかったのはよかったと思います。これからさらに厳しい戦いがあると思うので、そこで倒しきれるようになりたいですね」と、精神的にも成長できたと語る。
次はわずか23日後の7月29日に、『RIZIN.11』でRIZIN女子スーパーアトム級トーナメント優勝者 ・浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)との再戦が決まっている。「殴った時の親指が痛いくらいで、今のところは何ともありません」と無事連戦に臨むことが出来そうだ。
そして「打撃の部分では強さを出せたのでそこはよかったですが、このままではダメだと判定勝ちにモヤモヤしています。でもスカ勝ちしたら調子に乗ってしまうので逆によかったかな。私は挑戦者なので、格闘技人生がこれで終わってもいいくらいの追い込みをしたい」と、気を引き締めて浅倉戦に向かうと話した。
●編集部オススメ
・Girls S-cup2018全試合結果=2018年7月6日
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