【シュートボクシング】優勝イリアーナ、RENAとの3度目の対決を熱望「次はMMAで」
7月6日(金)東京・TDCホールで開催されたシュートボクシング(以下SB)協会主催、女子格闘技の真夏の祭典『SHOOTBOXING Girls S-cup~48kg世界トーナメント2018~』。
同大会で初開催された48kg級の世界トーナメントは、WBCムエタイ女子フライ級王者イリアーナ・ヴァレンティーノ(30=イタリア)が、1回戦で小林愛三(22=こばやし・まなぞう/NEXTLEVEL渋谷ジム)、準決勝でMISAKI(22=GSB)、そして決勝では優勝候補だったMIO(23=シーザージム)と、出場した日本人選手を全員破っての優勝。初代世界王者となった。
イリアーナは2015年の大みそかに開催された『RIZIN』に初来日。MMA(総合格闘技)デビュー戦のRENAと対戦し、RENAが飛び付き腕十字で勝利した。両者は2017年7月、Girls S-cupで今度はSBルールで再戦し、RENAが一本背負いでシュートポイントを奪うなどして返り討ち。しかし、RENAが試合後に「イリアーナ、またやりましょう」と言ったほどRENAに認めさせた『RENAの好敵手』だ。
「栄光あるベルトを私が手にして嬉しいです。1日3試合やって本当に疲れました。もうこれ以上は動きたくないくらいですが、戦えと言われればまだ戦えますよ。トーナメントへ向けていい練習が出来たので、優勝出来たのはそのおかげだと思います」とイリアーナ。
「1回戦と決勝が最も苦しかった」と言い、「1回戦の愛三のパワーはハンパなかった。短い休憩時間で3試合やったので、最後の決勝は体力的に苦しかったですね。でもコンディションがよかったので戦い抜くことが出来ました」という。決勝で対戦したMIOについては「テクニックが素晴らしく、素敵な選手でした。リスペクトしています。彼女のような強い選手と戦って勝てたことは自信になりました」と称えた。
今後については「チャンピオンになったのだからSBに継続参戦したいです。日本で戦いたい。相手は誰でもいいので、私にチャレンジしてきてください」とまたSBのリングに上がりたいとの希望。
また、リング上では「UFC」と叫んだがその理由は「MMA(総合格闘技)もやっているのでチャレンジしていきたいです。UFCはMMAの最高峰なのでそこを目指すという意味で言いました。立ち技でもMMAでもステップアップしていきたいと思います」と、二刀流で世界の頂点を目指すとした。
そして、過去2敗しているRENAとの3度目の対決をやりたいかとの質問には、質問が終わる前に「イエス!」と即答。「一番戦いたい相手です。3度目の対決はMMAルールでやりたいです」と、RENAへのリベンジを宣言した。
シュートボクシング協会のシーザー武志会長は「イリアーナはテクニックがしっかりしている。女子もテクニックを身に着けないといけないですね。イリアーナには今後もSBに参戦してもらいたいです。RENAは先のスケジュールまで決まっているから、その先にやらせたい」と、RENAとの3度目の対決を汲む方針であることを語った。
●編集部オススメ
・Girls S-cup2018全試合結果=2018年7月6日
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