【ムエタイスーパーファイト】ピンサヤーム引退試合の相手はNJKF王者tatsu魅
毎年名古屋で開催されているムエタイのビッグマッチ『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』が、今年は9月24日(月・祝)名古屋国際会議場イベントホールにて開催される。
同大会のメインイベントで引退試合を行うことが発表されていたマキ・ピンサヤーム(38=真樹ジムAICHI)の対戦相手が、現NJKFフェザー級王者・tatsu魅(31=TEAM武心會)に決定した。
ピンサヤームはルンピニースタジアム2階級制覇をはじめオムノーイスタジアムでも王座を獲得し、2004年にはルンピニースタジアムMVPを獲得。2009年6月に初来日し、当時全日本キックボクシング連盟のバンタム級絶対王者だった藤原あらしをKO。2011年からは日本に定着し、国内で25戦20勝3敗2分、4年間負けなしという圧倒的な強さを見せつけた。
tatsu魅はAFC(Asia Fighting Championship)やIFMAアマチュアムエタイ世界大会などにも出場し国際経験豊か、今年1月には大阪で開催されたNJKFフェザー級タイトルマッチで小椋光人を2RTKOに葬り、念願のNJKF王者となった。サウスポーからの左ヒジを得意とし、現在まで5連勝中。
対戦相手となったピンサヤームに関しては、「自分にとってピンサヤーム選手は伝説のような、本物のムエタイ選手です。そのピンサヤームの引退試合の相手という大役を務めるというチャンスを頂きました。ただ、試合となれば話は別、全力でぶつかります」とコメント。
重量級の日タイ国際戦として、匡志YAMATO(大和ジム)vsマッドTS(TSジム)も決定。匡志YAMATOは、数々の王者を輩出する名古屋の名門大和ジムの新鋭。今年5月の『NJKF2018 WEST 3rd』でNJKFスーパーウェルター級王座を獲得し、引き分けを挟んでここまで4連勝中のホープだ。
匡志は「チャンピオンになってから初の名古屋での試合で、初のタイ人選手が相手ですが、周りからはタイ人選手に勝てるわけがないと言われています(苦笑)。ムエタイのテクニックに気持ちで挑みます」と熱い闘志が感じられるコメント。
対するマッドTSは、かつて日本のムエタイシーンで名を馳せたカノンスック・ウィラサクレック(タイ)が改名し、名古屋のリングで復活する。元ルンピニースタジアムバンタム級9位の実力を引っさげ、国内ではWPMFライト級・スーパーライト級世界王座を獲得。石井宏樹(藤本ジム)や大和哲也(大和ジム)といった数々の国内トップ選手とも拳を交えた強豪だ。
2014年の試合を最後にリングから遠ざかっていたが、昨年の『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』にセコンドとして来場。同興行プロモーターの佐藤孝也代表に出場を直訴し、1年越しの試合出場となった。「また試合が出来るので嬉しいよ、久々でかなり緊張するかもしれないね」と復帰戦へ向けてコメントしている。
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