【K-1】上原誠、引退を懸けてトーナメント臨む
9月24日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』の記者会見が、7月14日(土)都内にて行われた。
同大会で、新設されたクルーザー級(-90kg)の初代王座決定トーナメントが行われることが発表された。日本人4選手・外国人4選手によって初代王座が争われる。
これまで日本の重量級を引っ張って来た元RISEヘビー級&ライトヘビー級王者・上原誠(33=士魂村上塾)は「ベルトをしっかりと巻けるように頑張りたいと思います。このトーナメントに出場する日本人もクルーザー級は望んでいたと思います。その中で僕がしっかりと王者になって、まだ早いぞっていうのを見せたいと思います」と、まだ世代交代はさせないと宣言。
「僕は12年間格闘技をやってきて、ずっとクルーザー級が出来ればいいなと思っていました。やっとこの階級が出来て嬉しいです。今回このクルーザー級は僕のために作られたと思っているので、このベルトを巻けなかったら僕はこの大会で最後になるかもしれません。それくらいの覚悟で臨みたい。今までやっていなかった海外での練習を積んで、実力を上げて9月に臨みたいと思います」と、引退も懸けて臨むとの決心も語った。
1回戦では33勝(27KO)8敗1分の戦績を持つマシニッサ・ハマイリ(29=フランス/Hennion gym)を迎え撃つ。
「僕と戦う選手はコンビネーションも多くて強い選手です。今回の外国人選手の中で一番強い選手だと思っています。その選手を倒してベルトを巻きたいと思っています」と、上原は今回最強の外国人選手だと評価。
そのハマイリは「俺は生まれながらの戦士で、戦うことが大好きだ。試合における俺のテーマは破壊。俺は勝ちに貪欲なマシーンだ。豪快な蹴りとパンチ、そして一撃必殺のバックスピンキックに注目して欲しい。日本のファンに最高のトーナメントを見せて俺が優勝する」と、自信満々のメッセージを寄せた(会見は欠席)。
以前、会見で舌戦を展開したこともあるK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)からは「ベルトを獲るのが目的なので誰とやりたいというのはないが、強いて言えば上原選手とやって僕が叩き潰して引導を渡したい」と、世代交代を果たすとの挑発的コメントもあった。
それに対して上原は「いいと思います。僕も若い時は先輩方にそういうことを言ってきたので、もっと若い選手には上原を潰すからなって感じで来てもらいたい。この間、昔のK-1で有名だった選手と食事をした時に、お前の次に来る選手はまだ出てきていない、それが出てくるまで頑張れ、というような感じのことを言われました。だから若い選手に、もうちょっと早く出てきてもらいたいですね」と、ベテランならではの態度を示しながら、日本人重量級ファイターの台頭を期待していると話した。
また、上原は誰と戦いたいかを聞かれると「準決勝では杉本(仁/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)選手と戦いたいですね。彼は昔から一緒に練習していて、いつか上原選手を倒しますと言っていたので、今回戦えたらいいなと思います。決勝はK-Jee選手かOD・KEN選手。僕の中ではどっちでもいいですが、強いて言うならK-Jee選手ですかね」と、挑発してきたK-Jeeを指名した。
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