【KNOCK OUT】山口兄弟が地元大阪でマサ佐藤、杉本卓也を迎え撃つ
9月8日(土)エディオンアリーナ大阪・第2競技場で開催される『KNOCK OUT 2018 OSAKA 2nd』の追加対戦カードが発表された。
KNOCK OUTで人気を博す山口兄弟がそろって地元・大阪大会に参戦する。兄のWBCムエタイ日本スーパーライト級王者・山口裕人(26=山口道場)は蹴拳ムエタイライト級王者マサ佐藤(30=名護ムエタイスクール)と、弟のINNOVATIONライト級王者・山口侑馬(23=山口道場)はJ-NETWORKスーパーライト級王者・杉本卓也(24=ウィラサクレック・フェアテックスジム)と対戦する。
山口裕人はパンチ主体の選手で約3年間、勝っても負けてもKO決着という激闘を常に展開。今年4月のKNOCK OUTではスーパーライト級トーナメントに参戦し、1回戦でK-1 GLOBAL -65kg級世界トーナメント優勝・秀樹を相手にダウンを奪うもKO負け。今回は再起戦となる。
対する佐藤は沖縄を主戦場にしていたが、今年2月のスーパーライト級トーナメント1回戦でREBELS65kg級王者・水落洋祐をヒジ打ちによるカットでTKOに破る番狂わせを演じ、一躍その名を轟かせた。6月の準決勝では秀樹にヒジでカットされてのTKO負けを喫し、今回が再起戦。
ともに秀樹に敗れての再起戦となる両者。パンチとヒジを得意にしているのは同じで、激しい試合展開が期待される。
山口侑馬は関西を中心に活躍。2017年2月にKNOCK OUT初参戦を果たすと、町田光をヒジ打ちでKOして見せ、一気に注目を浴びる。しかし、前口太尊、マキ・ピンサヤーム、鈴木博昭、そして5月の大阪大会での大月晴明とトップクラスとの対戦で現在4連敗中。兄と同じくパンチ主体のアグレッシブな試合を身上としているが、そろそろ勝ち星が欲しいところだ。
KNOCK OUT初参戦の杉本はムエタイジムに所属しながらも蹴りよりパンチが得意なファイター。今年3月には『J-NETWORK』で、パンチによる3ノックダウンを奪っての初回KO勝ちでJ-NET王座に就き、初戴冠を果たした。主戦場であるレベルスでは6月にREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者スアレック・ルークカムイに挑んだが、2Rに打ち合いを挑んでKO負けを喫した。今回が再起戦。
両選手ともにKO狙いのアグレッシブファイターだけに、こちらもド突き合いが展開されそうだ。
なお、先に発表されたWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(31=E.S.G)vsタップロン・ハーデスワークアウト(38=タイ/ハーデスワークアウトジム)は65kg契約、Bigbangスーパーフェザー級王者・駿太(36=谷山ジム)vs NKBフェザー級王者・髙橋聖人(20=たかはし・きよと/真門ジム)は58.5kg契約になることも発表された。
<決定対戦カード>
▼64kg契約 3分5R
山口裕人(26=山口道場/WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
vs
マサ佐藤(30=名護ムエタイスクール/蹴拳ムエタイライト級王者)
▼64kg契約 3分5R
山口侑馬(23=山口道場/INNOVATIONライト級王者)
vs
杉本卓也(24=ウィラサクレック・フェアテックスジム/J-NETWORKスーパーライト級王者)
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