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【Krush】中国からの招聘指名を左右田泰臣が拒否

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2018/07/23(月)UP

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中国側の招聘指名を拒否した左右田

 7月22日(日)東京・ 後楽園ホールで開催された『Krush.90』の一夜明け会見が、23日(月)都内にて行われた。

 同大会では「日本vs中国 7対7全面対抗戦」が行われ、日本チームが6勝1敗の大勝。中国チームを率いた中国のキックボクシングイベント『武林風』のユー・レイプロデューサーは、今回の敗戦の結果について次のように語った。

「我々、武林風が初めて海外で対抗戦を行ったのは2007年、日本でした。その時、日本の選手を見てレベルが高いとの印象を受けました。その後、日本以外にもヨーロッパ、アメリカなどに遠征して対抗戦をやっています。そこで外国人選手の優れたテクニックだけではなく、ブッキングの仕方なども我々は勉強してきました。中国の選手はフィジカル面が優れていて、闘争心が強く、その部分は他の国の選手よりも優れていると思っています。早い時期に日本や世界中の強い選手を倒す中国人選手が出てくると思います」と、中国キックボクシング界はまだ発展途上だが、いずれ世界のトップに立つと予測。

長い髪をなびかせて、グォドン(左)にパンチを見舞う左右田(右)

「試合の中で日本人選手のテクニックが優れているのは存じていましたが、特にコンビネーションや攻撃力は我々も学んでいかないといけないと思いました。どの選手も素晴らしかったですが、その中でも卜部選手と左右田選手には我々も着目していました。対抗戦は勝ち負けも大事ですが、お互いに切磋琢磨して学び合うことが大事。それを踏まえて次戦に備えたいと思います」と、日本人選手の良いところを取り入れ、敗因を分析して次回の対抗戦に臨みたいとした。

ユー・レイプロデューサー(前列の一番右)の申し出を拒否する左右田(前列の一番左)。まさかの展開に困った表情で顔を覆い隠す宮田プロデューサー(前列の右から3番目)

 また、ユー・レイプロデューサーは「特にKrushの選手で私が好きなところは、みんなそれぞれ自分が魅せるポイントを持っていて、ファンの皆さんを喜ばせるスタイルが定着しています。そこは中国の選手にはないので勉強したいところです」と言い、「宮田さん(K-1プロデューサー)にお願いしたいのは、私個人としては左右田選手のスタイルが気になりました。もし可能であれば左右田選手を中国に呼んで、ぜひ一戦やってもらいたいと思っています。我々は日本のトップレベルの選手を歓迎します。どんどん中国に送り込んでいただきたいと思っています」と、モン・グォドンを左ボディブローで2RにKOした左右田泰臣(30=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を招聘したいとコメント。

昨日、試合後にプロレスラー柴田勝頼のポーズを真似した左右田

 この言葉を受けて左右田は「申し訳ないですがお断りをします。僕は日本で活動しているので。すいません。メキシコだったら考えたかもしれないです」と、なんと申し出を拒否。

 ユー・レイプロデューサーは「左右田選手はジョークが大好きだと聞いているので、今のはジョークと受け取りましょう。ぜひチャンスを作りたい。他の選手も強い選手を招聘したいです」と、左右田の招聘を諦めないと返答し、宮田プロデューサーも「武林風との交流は今後も続いていきます。左右田選手をリストの一番に上げて、Krushとして頑張っていきたいと思います」と左右田を武林風に送り込む気満々だった。

 すると左右田は「僕からの提案ですが、僕が行くのではなく、もしよろしければ中国人選手を日本に預けてもらって、僕が立派なマスクマンに育てるのでご検討ください」と、中国人選手の留学を提案した。

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