【Krush】左右田泰臣、要求した髪切りマッチなくなり落ち込む
7月22日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.90』の前日計量&記者会見が21日(土)都内にて13:00より行われた。
今大会では「日本vs中国・7対7全面対抗戦」が行われる。この対抗戦は昨年7月の『Krush.77』でも6対6で行われ、その時は中国側が4勝2敗で勝ち越し対抗戦を制している。
今回、三将戦(中堅と副将の間)では元RISEスーパーライト級王者・左右田泰臣(30=K-1ジム・シルバーウルフ)が、素手で殴り合うミャンマーの過激格闘技ラウェイに出場経験があるモン・グォドン(24=中国)と対戦する。
左右田は5月のカード発表記者会見で「負けたチームの代表者が髪を切る」というプロレス的な提案をしており、それに対し中国チーム側も検討する旨の発言をしていた。その後、髪切りマッチの要求を中国側が受託したのかは今まで不明のままだったが、この日、左右田は髪切りマッチのためにかなり髪を伸ばして登場。さらにいつも通りマスクも被っている。
計量をクリアーし、その後に行われた記者会見で左右田は「試合決定の記者会見から昨日まで、暑くてきつかったですが気合い入れて髪の毛を伸ばしてきました。しっかりとバリカンも用意してあるので明日は楽しみます。そして、髪の毛を守ります」と、勝って自分の髪を守ると宣言。
しかし続く質疑応答で記者から、髪切りマッチは中国側に話が通っているのか、と聞かれた左右田は「最初の会見の時に中国チームの代表者は(髪切りマッチに)ノリノリだったと思うのですが、宮田(充K-1プロデューサー)さん(その件は)どうなんですかね?もうバリカンも用意してきちゃったんですよね」と宮田プロデューサーに話を振る。
それに宮田プロデューサーは「あくまでも7対7の対抗戦で、そして判定も(必ず勝敗がつく)マスト判定という事で、勝ち負けがしっかりつきます。それにおいて髪の毛だったりそれ以外のものを賭けるという事は、今回、実施いたしません。ですので、あくまで左右田選手自身が髪を賭ける、という形が良いのではないかと思います。リング上で白黒はっきりつける、わかりやすい形の勝利を目指して欲しいと思います」と、髪切りマッチは実施しないとハッキリと明言。
この衝撃の事実に左右田は絶句。そして「この数カ月間のプレッシャーというのを返していただきたいですね」とガックリと肩を落とし落ち込んでしまった。
相当なショックを受けた左右田は、その後の記者の質問にも「今の僕には試合の事を考えられる余裕がありません」とテンションが低いままだった。
対するグォドンはマスク姿の左右田を見て「顔を怪我させてマスクを被れないようにしてやる」と強気のコメントを残した。
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