【Krush】日本が中国に勝てたのはこの暑さが要因か、中国チーム全選手コメント
7月22日(日)東京・ 後楽園ホールで開催された『Krush.90』の一夜明け会見が、23日(月)都内にて行われた。
同大会では「日本vs中国 7対7全面対抗戦」が行われ、日本チームが6勝1敗の大勝。昨年7月の『Krush.77』でも6対6で行われ、その時は中国側が4勝2敗で勝ち越して対抗戦を制しているため、日本がリベンジした形となった。
宮田充K-1プロデューサーは「それぞれ接戦あり、インパクトあるKOありでしたが、中国人ファイターに関してはみんな初来日で組み合わせを変えればまた違う良さが出ると思います。これは残念と言えるか分かりませんが、中国も同じくらい夏は暑いんですけれどやはり日本の湿度。後半にしんどくなったのは、日本の湿気は海外の人にはしんどいのかなと感じました。彼らは言葉では言っていませんが、この暑さでパフォーマンスが100%発揮できなかったのかなと思いました。日本が勝ち越せたのはそういった要因もあったのかなと思います」と、23日には日本歴代最高気温である41.1度を記録したこの夏の暑さが日本チームには有利に働いたかもしれない、と評した。
敗れた中国チームの選手コメントは以下の通り。
山本直樹(28=優弥道場)に延長戦の末に判定負けしたワン・ジュンユー(29=中国)
「残念な結果に終わり、自分の全てを出し切ったとは思っていません。機会があったら再戦したいと思います。国に帰った後、今回の試合を受けて学んだ反省点を含めてスピード、テクニック、フィジカルとより一層厳しいトレーニングを積んで今よりも強くなれるように鍛えていきたいと思います」
鈴木勇人(28=K-1ジム五反田チームキングス)に判定負けしたジン・イン(20=中国)
「状態的にも100%だとは感じていなくて、もっと自分を出せたんじゃないかと思います。次回チャンスがあれば再戦したいと思います。自分の中で何が足りないか弱点をたくさん学ぶことが出来ました。それを受けてスピード、パワー、全ての面においてさらに強くなれるように練習に力を入れたいと思います」
レオナ・ペタス(26=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)に2RでKO負けしたジャオ・チョンヤン(21=中国)
「勝つことばかり考えていて空回りした部分があると思います。そこで自分がしたミスを突かれて倒されたのではないかと思っています。今回の試合は残念な結果になってしまったが、試合を見返して何が足りなかったか、何が悪かったかを見てそこに重点を置いてまた練習していきます」
高木健太(32=リバーサルジム川口REDIPS)に1RでKO勝ちしたフー・ガオフォン(28=中国)
「高木選手は目を怪我して病院に行っていると先ほど聞きました。この場を借りてお詫びをしたいと思います。自分の全てをお見せ出来たとは思っていません。機会があれば日本に戻って来て自分の出来ることをお見せしたいと思います。対抗戦は6対1で負けてしまったことは残念に思いますが、気持ちの面では負けていません。中国が優っている部分もあると思いました。改善する点を見返して、機会があれば次は中国チームが勝てるように頑張りたいと思います」
左右田 泰臣(30=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)に2RでKO負けしたモン・グォドン(24=中国)
「左右田は強い選手でした。昨日の試合を通して自分の欠点が分かったので、帰国して直して改めてチャレンジしたいと思います。やはり自分の欠点を直さないといけないので、そこを克服して次の試合に備えていきたいと思っています」
佐々木大蔵(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定負けしたワン・ジーウェイ(23=中国)
「自分自身は結果を大変遺憾に思っています。もしチャンスを与えてもらえれば、また日本に来て試合がしたいと思います。帰国後は自分の攻撃力をパワーアップしないといけないと感じています。帰国してそこを高めて次戦に備えていきたい」
卜部弘嵩(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定負けしたシュエ・シェンジェン(20=中国)
「卜部選手は強かったです。自分も試合の中でウィークポイントを見つけることが出来たので、必ずそれを克服してチャンスがあればまた日本に来て試合をしたいと思います。自分のパワー、パンチ力をしっかり上げていかないといけないと思っているので、その部分をしっかり練習していきたいです」
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