【ボクシング】王者・木村翔の中国での人気に挑戦者驚き
7月27日(金・現地時間)中国・青島の国信体育館で行われるWBO世界フライ級タイトルマッチ、王者・木村翔(29=青木ジム)vs挑戦者・同級4位フローイラン・サルダール(29=フィリピン)の前日計量が、26日(木・同)に実施された。
木村は50.65kg、サルダールは50.48kgでそれぞれフライ級リミットの50.80kgを一発でパス。木村はこれが2度目の防衛戦となる。
2017年7月28日、木村は上海で当時の王者ゾウ・シミン(中国)に挑戦し、“大番狂わせ”のTKO勝ちで王座を奪取して中国のボクシングファンに大きな衝撃を与えた。この勝利で木村は中国プロボクシング界でレジェンドとして崇められるようになり、「ちょうど1年前の試合も中国開催だったし、急遽決まったところまで似ているから縁起がいいと思っている。変わったことと言えば、1年前より僕の迎え入れ方、拍手ひとつひとつが温かい」と、1年前の王座挑戦時とは周りの反応が違うことを実感している。
また、木村は「お互いにベストコンディションだからいい試合になりそう」と好試合を予感しているようだ。
挑戦者のサルダールは「木村の人気は凄いね」と驚きながらも、「アウェイみたいな舞台だけど、明日以降は僕がこの国でサクセス・ストーリーを作り始めるよ。そのためにもエキサイトな試合をくぐり抜けたい」と木村に代わって中国の人気者になると意気込んだ。
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