2018/07/28（土）UP
（最終更新：2018/07/29 13:52）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

計量をクリアーしたRENA（左）と浅倉カンナ（右）

　7月29日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』の公開計量が、28日（土）都内にて17:00より行われた。

　メインイベントで対戦する、浅倉カンナ（20＝パラエストラ松戸/RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント優勝）は48.65kg、RENA（27＝シーザージム/シュートボクシング世界女子フライ級王者）は48.90kgで契約体重の49.0kgをクリアー。

　RENAは今回のテーマである黒のウェア、浅倉はそれに対抗してか白のウェアで計量に臨んだ。

黒のウェアで計量をクリアーしたRENA

　計量を終えるとRENAは「いよいよ明日に迫りました。昔からの夢だった、女子格闘技がテレビで生放送されて、しかも日本人同士で戦うことになり、たくさんの方々のおかげで私の夢がかない、たくさんの方の夢がかなうことに感謝します。MMA（総合格闘技）のデビュー戦は第1試合でした。今回2回目のメインを務めさていただくことになり、嬉しさと、まだまだなのにって気持ちもありますが、精一杯ここにいるメンバー全員でさいたまスーパーアリーナに嵐を巻き起こしたいと思います」とあいさつ。

　浅倉は「大体RENAさんに言われてしまったんですが、全選手いろいろな想いを懸けてリングに上がるので間違いなく盛り上がると思います。その中でメインでさせていただく上では一番盛り上がる試合をしたいと思います」と宣言した。

　計量中と写真撮影では一度も笑顔を見せず、厳しい表情を崩さなかったRENA。その理由を聞くと「少しでも緊張の糸を緩めたくなかったから」と言い、「笑顔無しで対峙してみようと思っていたんですが、自然と笑顔は出ませんでした」と、浅倉を前にして笑顔は出なかったと話す。

　そして「勝負の世界は何が起こるか分からないけれど、彼女より私の方が女子格闘技を盛り上げる自信がある」ときっぱり。「だから、ぶっ飛ばすしかない」と言い切った。さらには「彼女が白で対抗してきたのを見て楽しくなってきました。もし明日、ブーイングを受けたとしても、それも楽しめるようにしたいです」と、図太さも垣間見せた。