【RIZIN】RENAが不気味な予告「レフェリーしか私を止められない」
7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』に出場する全選手の個別インタビューが、27日(金)都内にて行われた。
RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント優勝者・浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)との再戦に臨むシュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(27=シーザージム)は、黒いロングヘアーに黒いワンショルダーのシャツと全身黒尽くめで登場。
「黒のRENAを出すと前から言っていて、今回は本番なのでもっと黒色を出せると思うので、今日も黒一色で来ました。まだ、いろいろな“サプライズ黒”が待っています。今夏はクールに行きたいです」と、今回はとにかく黒にこだわるとRENA。
7月6日にシュートボクシングの『Girls S-cup』で試合をしたばかりだが、「3週間前に試合をしたけれど大きい怪我もそんなになく、体重も順調でいつもより調子がよくて落ち着いています」と、連戦のマイナス面はないという。
「あの試合後も必死に練習しました。今まで1・2Rで倒して勝てていましたが、初めて判定までいっていい経験になりましたね。今回も苦しい展開になると思うし、意地のぶつかり合いは日本人対決の方が激しいし粘り強くなるので、3R戦える自信が3週間前に出来たのは、どんなに苦しくても諦めないのでいい経験になりました」
リング上での浅倉への再戦アピールに端を発し、世間を騒がせたRENAだが「いろいろありましたが、それだけ注目されている証。あとは試合をやるだけなので私に変化は無いですね。今は負けると言われることが多いので、見とけよって昔に持っていた気持ちが出て来ています。それを覆せた時の快感はハンパない。その経験もあるし、見ていてって思っています。2011年11月の絶対に負けると言われていた試合で勝った時のような、爽快感が味わえると思うので楽しいです」と、不利と言われる試合で勝って、神村エリカとの女王頂上決戦に勝った時のような快感を味わいたいと話す。
浅倉からは「RENAさんの寝技は怖くない」との発言が事前に出たが、RENAは「私からすれば浅倉カンナの打撃なんて怖くない。それと同じですよ。寝技が怖くないと言われても『でしょうね』って感じです」と全く気にしない。
RENAは、浅倉の顔面を蹴ったり踏み潰したり出来るのかと聞かれると「しますよ」ときっぱり。「今回はヒジ打ちもあるのでフル活用します。レフェリーしか私を止められない。対策練習もやってきたのでクレバーな私を見せたいと思います。そこを楽しみに見てもらえればと思います」と、容赦なく行くと言い放った。
潜り抜けてきた修羅場の数が違う、とRENAは言う。「今回で通算50戦目になるので、いろいろ経験してきたし、辛いことも悲しいことも苦しいことも全部経験あるので、その点では負けないかな、と。強みはありますね」
勝敗を分けるポイントは何だと思うかと問われると「どちらがミスしないか、どちらが集中力を切らさないか。何かしら張っていた“線”を緩めた方が負けると思います」と、一瞬の油断が勝敗を分けると話す。
そして試合がメインイベントに組まれたことについて、「率直に嬉しいです。前も福岡でメインをさせてもらいましたが、2回目で、日本人対決で、さいたまスーパーアリーナで女子がメインなのて。これから先にここまで注目度を高めてメインが出来ることがあるかないか、この試合の結果に関わってくると思うので凄く重要な役割をもらってありがたいと思っています」と、この一戦が女子格闘技の未来をもかかっている一戦だと語った。
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