2018/07/29（日）UP
（最終更新：2018/07/29 00:08）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

扇久保（左）と堀口（右）の国内フライ級トップ対決、両者とも計量クリアー

　7月29日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』の公開計量が、28日（土）都内にて17:00より行われた。

　セミファイナルで対戦する、RIZINバンタム級トーナメント優勝者・堀口恭司（27＝アメリカン・トップチーム）は59.85kg、扇久保博正（31＝パラエストラ松戸）は59.75kgでそれぞれ契約体重の60.0kgをクリアー。

　計量をクリアーすると扇久保は両腕を高々と上げてガッツポーズ、堀口は少年ファンからの声援に笑顔で応えていた。

計量オーバーしたギラード（左）をにらみ付ける五味（右）

　各選手が順調にクリアーしていく中、第7試合で元PRIDEライト級王者・五味隆典（39＝イーストリンカンラスカルジム）と対戦するメルビン・ギラード（35＝アメリカ）が73.95kgで契約体重の73.0kgを950グラムオーバー。五味は72.70kgでクリアーした。

　計量後、榊原信行RIZIN実行委員長は「五味はワンチャンスを与えると言っている」と、29日朝にもう一度計量を行うことを認めたと説明。「ギラードもまだ心が折れていないので、サウナに行って落としてくる、契約体重をクリアーすることにベストを尽くす、と言っています」と、ギラードは落とす意思があることを明かした。

　もし29日朝までに落とせなかった場合は、五味が試合をするかしないかを選択することになるが、榊原実行委員長は「それでも受けてくれると思うが、ギラードがどこまで落とすかにかかっている」とした。

　なお、規定によりギラードは本計量で500グラム以上オーバーのため、試合が行われた場合はレッドカード（減点1）が提示された状態からの試合スタートとなる。